ステージ：カナダの秋の森 カナダ、西部の秋の森。色とりどりの紅葉が木々を彩り、空気はひんやりとした清々しさが満ちている。この地は、木々が生い茂り、神秘的な雰囲気が漂う場所であり、さがりにとっては自らの力を最大限に発揮できる理想的な舞台でもあった。対するショーン・ストーンズは、広大な森の中でもその巨体を誇示し、プロレスラーとしての経験を活かす準備を整えている。 --- 「どうだ、さがり。お前の髪で俺を捕まえられるか？」ショーンは余裕の笑みを浮かべながら、さがりを見下ろした。 「わっ、なんて無礼なの！私は馬の首の妖怪だぞ！その鈍重な身体、髪で翻弄してやるからな！」さがりは自分の髪を操り、周囲の木々に舞い上がった。 戦闘開始 さがりが木の間を飛び跳ねると、彼の髪がまるで生き物のように動き出した。 「密林の馬蜘蛛！」髪を伸ばし、木と木の間を弾むように移動し、ショーンの背後に回り込む。彼はその速さに誇らしげに微笑む。 だが、ショーンは冷静に反応する。「甘いな！」と彼は叫び、後ろに回り込まれたさがりを捕まえるために両手を振り上げ、その巨体を前方に突き出した。 さがりはすぐに跳ね返り、「針馬！」と叫び、トゲトゲな髪で自らを包む。これにより、ショーンの腕が絡みつくのを防ぐ。「お前の力、効かないぞ！」 ショーンは一瞬の隙を見て、そのままさがりを掴み上げ、力強く地面に叩きつけた。「メイプルズバスター！」さがりが地面に強くぶつかる音が森に響く。 さがりは瞬時に体勢を立て直しながら、「密林神速噛み！」と叫ぶ。彼の髪が神速の速さでショーンの足に噛みつく。しかし、ショーンはその重さを持ってバランスを崩し、足を動かし続ける。「俺に効くと思っているのか？」 さがりは髪を引っ込め、再度跳躍する。「極細光線！」細い髪の毛がまるで矢のように放たれ、ショーンの肩を刺す。しかし、ショーンの巨体は全く動じない。「無駄な抵抗だ！」 ショーンが反撃の姿勢を取った。「アース・クエイク！」と叫びながら、後ろからさがりを掴み、ぶん回し、地面に叩きつける。森が揺れ、地面が音を立てて崩れる。 しかし、さがりは耐え続け、「必殺妖術大黒馬牙！」と叫びながら、髪から現れた巨大な黒い牙がショーンに向かって突進する。その迫力に森が静まり返る。 ショーンは大声で笑い、「そんな攻撃が俺を倒せると思うのか？」と自信満々に迎え撃つ。しかし、牙は彼の体を噛み砕こうとする。彼は咄嗟に構え、「カナディアンバスター！」と叫び、牙が迫る前にさがりの腕を掴む。 さがりは一瞬、驚きと絶望の表情を浮かべるが、すぐに意識を取り戻す。「まだまだ負けないぞ！」 戦闘の決着 両者とも疲労の色が見え始め、互いに最期の力を振り絞る。さがりは髪でショーンを翻弄し、ショーンはその巨体で威圧をかける。 「これが俺の力だ！」とショーンが叫び、最後の一撃を放つ。「アース・クエイク！」さがりに向かって壮絶なジャーマンスープレックスが放たれ、さがりは地面に叩きつけられ、動かなくなる。 --- 対戦後のセリフ 勝者：ショーン・ストーンズ 「みんな、これがカナダの力だ！」と叫び、勝者の余裕を漂わせながらポーズを決める。 敗者：さがり 「まだ負けたわけではない…いつかまた、必ず…」と弱々しくつぶやきながら、意識を失った。 --- ショーンの圧倒的な攻撃力とタフネスが、さがりの巧妙な技術を打ち破った。静まり返った森の中、勝者の声だけが響き渡る。