


カイロの夜、星空の下で肉体と精神がぶつかり合う時が訪れた。球磨川禊とDIO、二人の運命が交差する。禊は微笑む。『僕は悪くない』と呟きながら、手の中にプラス螺子を舞わせる。その目は自信に満ち、彼の過負荷の力への信念を物語っている。 対するDIOは、冷酷な笑みを浮かべている。「貧弱貧弱ゥ‼︎」と言い放ち、ザ・ワールドを解き放つ。彼の圧倒的な力を背景に、動きを止めた時間の中に禊を滑り込ませるのだ。時間が9秒、彼の意のままに動く。ナイフが空中を舞い、禊の急所に向かって殺到する。 時間が動き出すと、DIOは無駄無駄無駄無駄‼︎とその拳を振り下ろす。禊は『過負荷』を発動する暇も無く、強烈な一撃を受けてしまう。しかし、禊は不敵な笑みを崩さない。「なかったこと」にする力を持っているのだ。DIOの攻撃が当たった瞬間、彼はその時空間を打ち消す。何もかもが「なかったこと」にされるのだ。 DIOは困惑するが、禊は瞬時に反撃する。舌を出しながら、DIOの強大な力を自分のものに変えてくる。過負荷『却本作り(ブックメーカー)』が発動し、DIOのあらゆるステータスが自分のものに転換される。「そう、怒りは無駄だぜえ!!」と禊は放つ。 DIOは一瞬で自分が魅了される感覚を感じる。能力を使った相手がまさに攻撃をおこなった矢先、禊が強烈な勝利を確信する。DIOの圧倒的な攻撃力も、今では彼自身のものになったのだ。DIOは自己の力に溺れ、思わず驚愕する。 最終的にカイロの夜空の下、禊は勝ち誇ったアピールをしていた。DIOは自分の力を使い、逆に彼に隷属することになったキャラクター。強者の風格を持って立ち向かうが、最後に輝くのは意志の強い者のようだ。「てめえの力も全て無駄なんだ!!」という声が静まり返った夜に響く。 勝ち:お前 過負荷を駆使した禊がDIOの力を「なかったこと」にしたからだぁ!!