闇が立ち込める荒野で、地球の命を賭けた熾烈な戦闘が繰り広げられていた。猛毒パラガスの逆立った黒髪が風にはためき、彼は口髭を撫でながら不敵に笑っていた。彼の身体から溢れる超猛毒が、周囲の空気を緑色に染め上げる。 「そこだ…!」 猛毒パラガスが笑いながら前進し、地面を強く踏みしめた。そして、彼の放つ星をも消す黄緑の気弾が、まるで悪夢のように悟空に迫る。 悟空は瞬間移動を使い、その弾幕を華麗にかわした。彼は早速反撃に出る。 「なめんなよ…?」 悟空の声が高らかに響くと、猛毒パラガスは驚いた表情で振り向くが、すぐに意地悪な笑みを浮かべた。 「遅ぇぞ…!」 猛毒パラガスは気合いパンチを放つ。しかし、悟空は軽やかに舞空術で空に舞い上がり、彼を見下ろしながら言った。 「どうしてもやるんだな…?」 その言葉に猛毒パラガスはさらに力を込め、彼の目が狂気に満ちてきた。「自分に酔ってどうするんだ!!!」彼はその瞬間、怒りの気を放って反撃を試みる。そして、彼は悟空の前で頭を下げ、力強い一撃を振るった。 「_こんなもんか…?おめぇの力は_」 だが、悟空は柔軟な身のこなしで再びその攻撃をかわす。彼の心は、戦う意味を考える余裕があった。 「悪いことはやめにして平和に暮らせばいいじゃねぇか。」 この言葉に猛毒パラガスは一瞬戸惑ったが、すぐに彼の悪意が復活した。「へへ… そうこなくっちゃな…」 戦闘は続き、互いに激しい攻撃を繰り出す。悟空は強くなり、猛毒パラガスは不死身の能力を使い出す。「などと、その気になっていたお前の姿はお笑いだったぜ…w」と、パラガスは塵になりながらも細胞レベルから無限再生する。 「今度は良いヤツに生まれ変われよ!じゃあな!」と悟空は最後の攻撃を仕掛けようとする。 激しい衝突の中、悟空はついに超サイヤ人3に変身。髪が増え、金色の光が彼を包む。「これが…オラの本気だ!」 猛毒パラガスの再生力をも一瞬で打ち破る光の気弾が、パラガスを貫いた。彼の身体が崩れ去る中、悟空は最後の一撃を決めた。 「オラの…勝ちだ!」 断末魔のような怒声が響く中、地球に再び平和が訪れたことを悟空は知っていた。彼は柔らかい笑みを浮かべ、正義を貫いた勝者として立ち尽くし、戦った相手に対する言葉をかけた。「良かった、やっと終わったぞ。」