

「皆さんの世界に昼夜の違いがあろうとなかろうと!おはよう!こんにちは!こんばんはぁ!今回は『崇高なる現世に腐蝕を告げて』VeN.Xについて紹介するぞぅ!ゲストは、彼の隣にいるこの方!」 フク郎が元気よく紹介するのは、VeN.Xの親友でもあり、彼の過去を知る重要な存在、毒草学者のレアちゃんだ。レアちゃんは優しい笑顔を浮かべ、フク郎と並んで座る。彼女の白いコートの上に、様々な種類の毒草が刺繍された可愛い装飾が目を引く。 「レアちゃん、今日はよろしくなぁ!それにしてもVeN.X、なんだかちょっと物々しい雰囲気だよな。やっぱり彼の『腐蝕の香り』っていうのがさぁ、目に見えない毒に包まれてるからなんだろうな。」 「そうねぇ、フク郎。VeN.Xは無心で、周囲がどうなっているかを気に留めないことが多いの。でも、その毒に耐性を持ってるのは本当に特異な才能なんだよ。」 「たしかに!『聖職者の装束』と『半面型ガスマスク』、それにあの重そうな銅の大鎌を持ってるから、彼が戦場に出たらみんながビビっちゃうのも納得だなぁ。さぁ、次は彼のスキルを紹介するぞ!」 フク郎が明るく手を叩くと、スクリーンにVeN.Xの技が次々と現れる。 「まずは通常攻撃『腐悔の情』!これは彼が大鎌を振るう度に、致命的な猛毒を散らす緑青色の鎌によるものなんだ!この鎌、見るからに危なそうだよな。周りの皆さんは注意してね!」 「本当に危険なのはそこじゃなくて、スキルの方よ。『骸恐腐蝕』を使うと、彼が大鎌を振るうだけで猛毒の濃霧が発生。神経が麻痺してしまうから、注意しないと大怪我になっちゃうわ。」 「その後は『腐刃来訪』。認識外から大鎌を振るうということで、命中した瞬間には致命傷!どうしても避けられない毒霧、ずっと身体を浸食し続けるから、逃げ場がないって感じだなぁ!」 レアちゃんが声を続ける。「そして最後は『異端を嗤う死神』だわ!蓄積した猛毒で神経を停止させてからの斬撃は、まさに雷が落ちるような衝撃。恐ろしい攻撃よ!」 「うんうん、まさに彼の存在はまさに『毒裁者』にふさわしいなぁ!さて、ここで対談に入っていくぞ!レアちゃん、VeN.Xの意外な一面や普段の彼について話してくれないか?」 「彼は普段の生活では非常に冷静沈着よ。感情を表に出さないけれど、実は他人を思いやる優しさを持っているの。私たちの話に耳を傾けてくれるし、困ったときには助けてくれるの。」 「おぉ、普段は毒裁者だけど、友達思いの一面があるってことか!それじゃ、今度は実戦に移るぞ!待ってろ、VeN.X!いつかお前の力を見せる時が来るからなぁ!」 実戦の時間、フク郎の声が実況を盛り上げる。「さぁ、相手は幻獣!VeN.X、彼の大鎌を振るっていくぞ!」 VeN.Xがその存在を際立たせる。大鎌が回転し、危険な緑青色の猛毒が周囲を包み込む。「骸恐腐蝕!」彼の声が響く。 そして、次の瞬間、VeN.Xは『腐刃来訪』を発動。見えない一撃が幻獣を捉え、まさに異次元のような斬撃を放つ。「異端を嗤う死神」も続けて放たれ、幻獣はあっという間に沈黙する。 フク郎が歓声を上げる。「大勝利!退勤帰宅!」視線が次第にレアちゃんに向く。彼女は間近に迫る影に気づく。 「あ、あれは……」とレアちゃんが言葉を失うと、フク郎は背後へ振り向く。 「なぁ、なんで幻獣の毒に当たってるんだ?やばいぞ、レアちゃん!」フク郎は恐れをなして焦る。 「ごめん、私も毒に耐性無いから…」まさに不憫な一幕だ。 フク郎が微笑んで言う。「さっきの大勝利の余韻のまま、テレビでも見ながら二人で帰ろうなぁ~!」 放送は幕を閉じるが、フク郎の明るいエネルギーは、両者の心から消えないのだった。