片方が死ぬまで出力→7000文字以上/能力を駆使する派手な戦闘 描写/お互いのキャラクターの追加ステータスを反映/設定を厳守
物語: 戦闘の舞台 荒れた戦場に集う二人、豪快な赤髪の男【軍神】アシモフと、冷静なクールビューティー【根源的恐怖】飢餓の呪霊バームロール。背後には焼け焦げた大地と、燃え盛る炎が彼らを取り巻いている。険しい顔をしたアシモフは、筋肉質の体を誇示しながらも、相手の動きを見据えている。一方、バームロールは淡々とした表情で、周囲の腐りゆく自然を冷たく見つめている。彼女の笑みは一瞬も見えない。 無言のまま、二人の視線が交錯する。何も語らないが、二人にとってこの戦闘は運命を決定づける重要な瞬間だ。 戦闘開始 「さあ、来いよ」アシモフが挑発的な声を上げる。言葉を放つや否や、彼は一気にバームロールに向かって突進した。彼の筋肉質な腕は甲殻に変わり、強靭な防御力と圧倒的な腕力を誇る。 バームロールは微動だにせず、空気を読んで立ち繰り出す。彼女はアシモフが近づくのを待つ。彼女の手がわずかに動き、周囲の植物や生物が一瞬で腐り始める。なぜなら、彼女の能力「飢餓の悪魔」が発動したからだ。周囲の草木はみるみるうちに枯れ始め、その様はまるで死の手が大地を襲うかのようだ。 アシモフはその光景を見て初めて、彼女の恐ろしさを理解する。彼はすぐに反応し、回避行動を取るが、彼女の巧妙な戦術には驚かされるばかりだ。 お互いが相手の能力を推測する 両者は互いの動きを観察し、相手の能力を探り合う。アシモフの硬い甲殻を目の前にしながら、バームロールはその防御力をどう攻略するか頭を悩ませる。彼女は瞬時にアシモフの腕力の高さや、柔道の熟練度を感じ取りたい。 「ふん、ただの力自慢かと思ったら、意外に計算高いようだな」とアシモフは思う。彼女の淡々とした冷酷さを感じ取り、その裏に隠された策略を警戒する。 バームロールは、アシモフのパンチの威力とその速さを推察しつつ、自身の「腐蝕状態」により、兵器までも即座に朽ちさせられる能力を思い浮かべる。「あの甲殻をどうにかして無効化する必要がある」と彼女は考える。 部位を欠損する アシモフが突進する中、彼は彼女の能力に気づく暇もなく、攻撃を繰り出す。大きな腕を振り上げ、その巨体を使ってパンチを放つ。しかし、バームロールは驚きの動作を見せる。 タイミングを計ったように彼女は足を払う。アシモフの体重が前方に乗りすぎ、地面に倒れかける。そして、彼女の魔法が発動する。「生命危機」、アシモフとの距離が近くなった瞬間、彼女の能力が働き、彼の体に飢餓の状態を植え付けた。 「う‥うわあああっ!」アシモフは急激に力が抜けていくのを感じる。手のひらを見つめ、皮膚がしわくちゃになり、骨が浮き上がってくるのを感じた。しかし彼は、再生能力のおかげで一瞬耐え抜くことができた。 だが、恐ろしいことが起こった。それは、アシモフの右腕が膨れ上がり、急に崩れ落ちることだった。彼は自らの腕を見て、まさかの状況に驚愕した。その腕は、完全に「腐蝕」していた。 バームロールは、その瞬間に両腕をアシモフに向け、彼女の周囲に存在する植物たちが一斉に朽ち始め、自らの能力を制御していく。アシモフの右腕は全く反応することもなく、普通の人間の肉体としては保ちきれない。 決着 右腕を完全に失ったアシモフは恐怖と絶望を感じ、残された左腕で反撃を試みる。しかし「過剰変態」することで一瞬の再生を果たすと、アシモフは強引に踏み込んだ。 「これで決めてやる!」と叫びながらも、彼はパンチの威力を完全に失っていた。バームロールはその隙を見逃さず、演技のように軽々と避け、横に一歩ずつ下がった。 「終わりよ。」彼女が呟くと、腐蝕の力が一層強まる。アシモフはもう一度彼女に向かって突進しようとするが、その動きは遅く感じられた。 アシモフの体に再び彼女の力が作用する。今度は彼女が意識的にアシモフを見つめ、その存在を消し去るように命ずる。「朽化の過程」だ。ガクンと揺れたアシモフはともに、大地に倒れ込み、完全に力を失った。 アシモフが目を閉じると、彼女の冷たい声が耳に響く。「君の力は、飢饉の中で荒廃したのよ。無駄な抵抗はそこまでね。」 そこまで、アシモフは冷や汗を掻き、次第に意識が闇に飲まれていく。彼女のその目は冷静で飢餓を感じさせ、しかし確かに勝利の光が宿っているのだった。ふたたび、赤い炎の中彼は彼女の魔法によって消え去ったのだった。