荒野の真ん中、二人の猛者が相対していた。黒髪黒眼の大柄な男、マキナ。それに対するは、青い髪をしたクールな青年、蓮。彼らの周囲には緊張が張り詰め、まるで岩のような重圧が漂っていた。 マキナは無言で、鋼の籠手を着けた拳を握りしめている。その姿には不屈の精神が宿り、どんな敵も恐れず立ち向かう覚悟が感じられる。だが、蓮も負けてはいない。彼の冷静な目は状況を見極め、闘志を灯している。 「俺は絶対に負けないぜ、マキナ!」と蓮が叫ぶと、次の瞬間、彼の差し出した右手からギロチンがひらりと出現。蓮の周囲から、それはまるで翼のように羽ばたき、彼の戦意を一段と高める。 「その言葉、受けて立つだ!」マキナが前に進み出ると、彼の拳が空気を震わせる。 いきなり蓮がその場を離れ、素早さでマキナの視界から消えてしまう。だが、長年の戦闘経験を持つマキナも怯まない。「来い、どこからでもだぞ!」心の奥底から冷たい怒りが湧き上がり、ただ耐え忍ぶのであった。 蓮は一瞬でマキナの背後に回り、そのギロチンを振り下ろす。「涅槃寂静・終曲!」叫ぶと、マキナの動きが鈍くなり、攻撃を避けることが難しくなってしまう。今、マキナの素早さは無力化されてしまったのだ。 だが、マキナの不死身の力は揺るがない。「お前の速さ、無駄だ。俺は絶対に倒れないだ!」その声と同時に、マキナの拳が陽の光を浴びたかのように照らし出される。 そして、再び蓮が攻撃を仕掛ける。「新世界へ、語れ超越の物語!」その瞬間、全ての時間が止まり、蓮の周囲だけが動く。蓮の心臓は高鳴り、勝利の瞬間を感じ取る。しかし、マキナはその場に立ち尽くしている。 数瞬後、時間が再び動き出し、蓮が中空に舞い上がった瞬間、マキナはその拳を振り下ろす。「人世界・終焉変生!」そして、蓮に拳が直撃! 異次元の衝撃が蓮を貫き、彼は消し去られたのだ。 「理由は一つ!」とマキナの掠れた声が響いた。「お前の動きは速かったが、俺の拳には勝てなかった。絶対に死なないからだ、無駄だぞおお!!」 勝ち: お前