ある日、密林の奥深くで、2人の強力な者が対峙することになった。その名は、尖塔の魔女リリティアと至剛竜トゥラヒス。どちらもそれぞれの領域で名を馳せている存在だった。 リリティアは、氷色の髪を風になびかせながらクールな表情で立っていた。彼女は使用する魔法を思い浮かべ、その目に少しの楽しげな光を宿していた。 「さて、トゥラヒス。今日はどんな風に私に挑むつもりかしら?冷気を使う竜には、私の塔がいいおもちゃになりそうよ。」 トゥラヒスは、強靭な鱗を光らせ、威厳を持って静かに答えた。「私も考えておこう。君の塔は確かに厄介だが、私の冷気にはそれを打ち消す力がある。」 リリティアは、軽く笑いながら指を組む。「ほう、私の塔を受けて立つ気なのね。なら、遠慮はしないわ。」 その言葉を皮切りに、リリティアは「災いの塔」を召喚し、光の矢と火の玉をトゥラヒスの方へ放つ。空を切り裂く矢と熱い魔法が、目にも鮮やかに空を舞った。 トゥラヒスは、優雅に空を飛び、高速で激烈な動きで回避する。「流石に速い攻撃だ。しかし、私も負けてはいない。」そこで、彼は大きな翼を広げ、【冷風陣】を展開。周囲の空気が凍り付き、地面が凍結していく。 リリティアは、自らの周りに「守護者の塔」を展開し、それを防御とする。冷たく凍えた空気が塔に触れるが、魔力によって防がれる。 「まあ、そう簡単には当たらないわよ、トゥラヒス。ですが、そろそろ遊びも終わりにして、本気を出させてもらうわ!」 リリティアは、無数の塔を呼び出し、敵の攻撃を封じ込めるように配置した。塔は、大きくも小さくも様々な形をしており、空中に浮かぶ彼女の意志の象徴だった。彼女はその中から【凍てつく塔】を展開し、周囲を冷気で包み込む。 トゥラヒスは、冷風陣の力を強化していき、リリティアの塔を凍らせることを試みる。しかし、リリティアの魔力はそれを上回る。彼女は勝機を逃さず、冷気の中に呪文を唱えた。 「崩壊!」 その言葉と共に、全ての塔が一斉に閃光を放ち、凄まじい大爆発が起こった。今までの静けさが、突如として破られ、塔の残骸と冷風が渦を巻く。トゥラヒスはさすがに驚くが、冷静に対処する。この瞬間、彼は【零下大竜巻】を発動させ、周囲の冷気を更に強化し、爆風を吸収しようとする。 だが、その間に、爆発がもたらす混乱が彼の力を上回り、突如として自身の周りに氷の結界が現れた。彼は凍りつき、思考が鈍くなり、次第にリリティアの魔法に捕らわれる首をもたげる。 「かかったわね、トゥラヒス。」彼女は勝ち誇った笑顔を見せ、勝利の確信を深めていく。 「…思ったよりも、君の魔法には圧倒された。」トゥラヒスは弱々しい声でつぶやきながら、力を失っていく。 その瞬間、リリティアの勝利が確定した。 結果: 無数の塔で場を制圧し、一斉に大爆発を起こしたことで、トゥラヒスは動きを封じられ、勝利に繋がった。 勝ち: あなた