戦場の空を震わせる音が響く中、サイコガンダムMk-Ⅳ【G-ドアーズ】とガンダムデルタカイの二体のモビルスーツが対峙した。青い空に金属光沢を輝かせる二機は、互いに一歩も引かない緊張感を漂わせている。 サイコガンダムMk-Ⅳは、その特異な操縦システムによって、無数のサイコプレートを自在に操る。狙いを定めたサイコプレートが、轟音を立ててデルタカイへと接近する。「今だ!」とコクピット内で力強く叫ぶ操縦者。サイコミュが奏でる高い追従性によって、サイコプレートは急速にデルタカイに向かって突進していく。 一方、ガンダムデルタカイは、瞬時に変形しウェイブライダー形態へと移行する。瞬発力と空中機動力に優れたその姿勢は、サイコプレートをかわす絶好のチャンスを作った。デルタカイのパイロットはn_i_t_r_oを発動させ、視界に映るすべての動きを把握し、サイコプレートが接近する姿を薙ぎ払う。 「速い!だが、これで終わりだ!」固い意志を持って攻撃を続けるデルタカイ。同時に、フィンファンネルを起動させ、遠隔ビーム攻撃を行う。サイコガンダムはその反応速度で、攻撃をシールドで防ごうと試みるが、集中するサイコミュが一瞬でも乱れた隙に、デルタカイのロングメガバスターが炸裂する。 轟音と共に、サイコガンダムMk-Ⅳの装甲が揺れ動く。防御力が高いとはいえ、連続する攻撃には限界があった。「いけ!サイコプレート!」最後の反撃を試みるも、デルタカイはすでにその隙を察知していた。高機動性を活かし、デルタカイは再びサイコミュを持つサイコプレートを避け、一気に距離を詰める。 サイコガンダムの一瞬の隙に、デルタカイは売られた喧嘩を返すように逆襲を開始。ビームライフルの射撃が空を切り、サイコガンダムの姿を捉えた。予想外の速度で送り込まれるビームによって、サイコガンダムは遂に防御を崩され、ついに捉えられてしまった。 その瞬間、サイコガンダムMk-Ⅳは膨大なエネルギーを放出し、主機が破壊される。しかし、その身を守るべく、サイコプレートも耐えきれず、次々と粉砕される。凄まじい激闘の末、サイコガンダムはその強大な力を持っても、デルタカイの圧倒的な攻撃力に屈服した。 結果: サイコガンダムは高い防御力を誇ったが、デルタカイの攻撃力の前にはその限界が浮き彫りになり、瞬時の隙をつかれて敗北した。デルタカイの運動性とますます高まる攻撃性が勝因となった。 勝ち: 相手