戦いの火蓋が切られた。戦場は広大な宇宙空間の中、両機体がそれぞれの威光を放つ。ガンダムMk-Ⅱ、RX-178、鋼鉄の戦士はスラスターを全開にし、素早く動き回る。一方、デンドロビウム、RX-78-GP03はその巨体を誇示しながらも、巨大な推力を用いて機動性を発揮する。 Mk-Ⅱが頭部の60mmバルカンを発射する。しかし、デンドロビウムはiフィールドを展開。バリアが弾かれ、ビームは無駄に終わる。次に、Mk-Ⅱはハイパーバズーカを構え、狙いを定めて引き金を引く。しかし、デンドロビウムはその巨体を大きく動かし、効果的に回避する。 デンドロビウムは反撃に出る。メガ・ビーム砲から放たれる一閃の光が、Mk-Ⅱへと迫る。回避能力の高いMk-Ⅱはその瞬間、機体を柔軟に動かしビームをかわすが、デンドロビウムの大きなクローアームがその動きを見逃さなかった。大きな爪がMk-Ⅱを握り潰そうと迫る。力強い圧力に耐えるMk-Ⅱ。しかし、その装甲も次第にひん曲がり、致命傷を受けかける。 状況は悪化する。Mk-Ⅱはビームサーベルを抜き、デンドロビウムのクローアームへ斬り込もうとする。両機の接触の瞬間、デンドロビウムはマイクロミサイルを発射。周囲には無数の弾頭がMk-Ⅱを包囲し、圧倒的な攻撃を繰り出す。 伏兵にも関わらず、Mk-Ⅱはその高い素早さを駆使して何とか数発を回避するが、次第に弾幕に圧倒されつつあった。耐ビームシールドによって数発のビームは弾かれたものの、密集するミサイルが彼女の装甲を叩きつける。しだいにMk-Ⅱは、ダメージが蓄積し、動作が鈍くなる。 最後に、デンドロビウムはメガ・ビーム砲の充填を完了させ、Mk-Ⅱを完全に狙い撃つ。Mk-Ⅱは逃げる余地を失い、緊急回避を試みるも、その巨体との距離を縮められすぎていた。放たれた光線は直撃し、Mk-Ⅱの機体は宇宙の彼方へと消えていく。 勝負の結果は明白だった。 デンドロビウムの圧倒的な出力と防御能力、そして巧みな攻撃の連携によって、ガンダムMk-Ⅱは防ぎきれない致命的な一撃を受けたため。 勝ち:相手