あくまでノベルゲームの戦闘シーンなので容赦なく!
申し訳ないけど……好き? --- 薄暗い路地裏、月明かりが幻想的な影を作り出す。そこに現れたのは、和装のメイド服を身に纏った三毛。猫耳がぴんと立ち、二又尻尾がひらりと揺れる。彼女の目には戦う覚悟が映っている。 「ふふ、和菓子屋の店主とはいえ、手を抜かないにゃ!」三毛は、スキル『銃撃棍猫爪』を装備し、指先の爪型棍がゆらめく。まるで彼女の周囲を軽やかに踊り回るような動きだ。 一方、退廃的な過呼吸のネブは、胸元に手を当て、ガスマスクから少し顔を出す。白い髪の彼女は、静かに深呼吸をする。この瞬間、間接的な緊張感が漂い、彼女の口元が微かに歪む。「……君は、私の……首を絞めれるかな……」その声は、くぐもりながらも冷たい。 「ウチのこと、そんな風に試すなんて……ちょっと卑怯にゃ!」三毛は、相手を見つめながら煙玉を握りしめる。しかし、単純な戦闘になってしまう前に、彼女は俊敏な動きで間合いを詰める。 ベチッという音とともに、三毛の爪型棍がネブの胸へと迫り、そのまま勢い余って打ち込まれる。だが、ネブは受け止め、その腕にナイフを取り出す。素早く反応したネブは、怒りを露わにすることなく、冷たく微笑む。「弱い……もっと私を刺激させて……」 二人は互いに攻撃と防御を繰り返す。ネブの素早い動きに対して、三毛は巧みに対応しながら、その鬼気迫る強さに驚きつつも挑戦する。ガトリングへと変形する瞬間、その火力は圧倒的だ。だがネブも怯まず、無理やり息を整える。「克服しなさい、もっと深く考えて……」 そして、急な息切れを感じたネブは、一瞬だけガスマスクを外し、ゆっくりと深呼吸をする。その瞬間、彼女の身体能力は異常なまでに向上し、快感と苦痛の狭間で揺れ動く。視界が明瞭になり、動体視力が高まる。「もっと……もっと苦しませて欲しい……」 その言葉を聞いて、三毛は驚愕の表情を浮かべた。これは負けるわけにはいかない、彼女の自己防衛本能が炸裂する。「ションボリしたウチは見せないにゃ、これでも食らえ!」 突如、彼女は煙玉を投げつける。瞬間、周囲が煙に包まれ、視界が奪われた。そこから、一瞬の隙を衝いて彼女は突進する。「いくにゃ!」そのままネブの後ろにまわり込み、チャンスを掴む。 「甘い……」ネブの声が、霧の中で響く。その声には冷たさと嫉妬が潜んでいる。彼女の意思は固く、再び首を掴もうと動き出す。自身の快楽を求めるかのように。 「ウチの首をなでるにゃ!」三毛はその瞬間、ネブの首を一瞬の隙間で掴んだが、逆にがっしりとネブの首を頼りにして、上下に振り下ろされる。 「苦痛を知りたいんでしょ? 私が教えてあげるわ……」ネブは冷たく笑みを浮かべ、三毛の首を絞め上げる。その瞬間、視界はぼやけ、呼吸が一瞬途絶える。快楽と苦痛の狭間で、三毛は生き残りを賭けた戦いを続ける。 息を整える暇もなく、二体は互いに苦痛を嗜みながら、戦うことを止めない。果たして、この戦いの結末はどちらに訪れるのだろうか……。