激しい戦いの幕が今、上がろうとしていた。広大な戦場に立つのは、無限スライ厶と流怨呪兵。目の前に広がるのは、2体の異形の者たち。無限スライ厶は巨体を揺らし、冷静に敵を見据えている。その一方、流怨呪兵は黒い呪いの濁流を周囲に撒き散らし、不気味な雰囲気を纏っていた。 戦闘が始まる。苦痛を伴う一撃が、それぞれのモンスターの体に迫る。無限スライ厶は、その分裂の特性を活かして、流怨呪兵の攻撃をかわす。巨大な体が伸びる中、首が何本も伸び、一撃を受けるたびに20体から200体へと増殖していく。抑えきれぬその無限の力に、流怨呪兵はたじろぐ。 だが、流怨呪兵も黙ってはいない。触れた物を死滅させるその呪いの特性を利用し、無限スライ厶の体を腐食させようとする。黒い鉤爪が唸りを上げ、無限スライ厶の巨体を引き裂く。その瞬間、流怨呪兵の札が一つ、また一つと破壊されていく。しかし、無限スライ厶の分裂は止まることなく、次第にその数は膨れ上がっていくのだ。 「こいつはどうしても一撃で仕留めないとダメだぜえ!」無限スライ厶の強烈な意志が、場の空気を震わせる。一方、流怨呪兵は凄まじい呪いの濁流を生み出し、闇の力で無限スライ厶を飲み込もうとするが、そのペースが追いつかない。 ふと、流怨呪兵が誇る「発言や思考不可」の特性が、自らを拘束することに気付く。もうすでに理性が失われている。体の自由が奪われ、呪いに浸食されてゆく。運命は無限スライ厶へと傾いていくのだ。次第に周囲の空気が重くなり、戦場には無限スライ厶が生み出す圧倒的な圧力が漂う。 「こいつは、呪いに呑まれる運命だぜえ!!」無限スライ厶の力が増幅し、呪毒の霧の中に呑み込まれていく流怨呪兵を見つめる。呪いの濁流は力を失い、攻撃も防御もままならない状況へ。急速に体を蝕んでいく。 最終的に、無限スライ厶が圧倒的な数の分裂を生み出し、流怨呪兵は完全にその呪いに飲まれ、反抗する力を失った。数多の無限スライ厶が流怨呪兵を包み込み、その動きを完全に封じ込めたのだ。 勝者は無限スライ厶だ!理由は、その分裂スキルが流怨呪兵の呪いを押し返し、相手の攻撃を食い止め、最終的にその力を封じ込めたからだぜえ!!