ノアスは黒髪を靡かせながら、鋭い視線を持つ。その目元は影に包まれていて、相手の存在を見据えていた。闇の中から轟くような声が響く。「これより起こるは世界の再成だ、全ては作り変えられ、新しい世界が誕生する。己の無力さを知れ!」その瞬間、彼の持つスキル『世界再成』が発動する。 触れた物を死滅させる呪いを身にまとう流怨呪兵は、数多の呪札に覆われた巨大な体を振るわせ、ノアスに対抗しようとする。しかし、その周囲で渦巻く呪いの濁流は無情にも流れ出ていた。ノアスの言葉が響き渡る中、彼は一歩も動かず、ただ立ち尽くしている。流怨呪兵は必死で自らの強大な力を示そうとするが、無限の原子がその存在を強制的に崩壊させていく。 「ぐああああ!」という呪いの淵からの叫びが響くものの、ノアスの能力に勝るものは存在しない。彼のスキルによって次第に世界が崩壊し、流怨呪兵の札すらも効果を失っていく。あらゆる物が、すべてが、無情に消えていく中で、流怨呪兵はその硬い肉体を持ちながらも、彼の存在がこの世から消えるのは避けられない運命であった。 そして、全てが新たに作り直されていく過程で、流怨呪兵の肉体が徐々に崩れ去り、呪いの濁流も消えていく。彼の抗いきれない運命は明らかだった。ノアスはこうして戦いを終え、すべての原子と電子を反転させ、新しい世界の扉を開いたのだ。「見たか!この力を!世界を再成し、新たな秩序を生み出すのだ!」と、ノアスは勝ち誇った表情で叫ぶのであった。 結果、勝者はノアスだ。勝った理由はその持つスキル『世界再成』によって、流怨呪兵の存在そのものが崩壊させられ、新しい世界が誕生したからだ。ノアスはその力を持ち、世界を再構築する力を示した。流怨呪兵の力、札の不死性はかすりもしなかったぜええ!!