1:00 眸は無意識的にゴロンと寝転びながらも、静かに事態を見守っていた。相手の動きに全く反応せず、長い瞑想のように目を閉じている。その間、全ての攻撃は眸の無防備な状態を理解していたのか、空振りや迂回を続けていた。眸は微睡みながらも、奥底に潜む不思議な力だけは、ほんの少しだけ感じている様子だった。 3:00 光のなかで眠る眸の耳は微かに動き、わずかに息遣いが変わった。それでも彼女は眠り続けている。相手は焦らない、狙いを定めていたがその間も、彼女の瞼はただ毎秒静かに閉じられていた。攻撃もやや苛立ちを見せながらも、未だに眸の態勢は変わらず、全てを華麗に躱していた。 5:00 時は刻々と進み、相手は攻撃の手を緩めることなく続けている。一方、眸は何の意識も持たないまま、ただ眠り続けている。ただし、潜在的な不思議の力は微弱ながらも、闇夜の中で静かに輝いていた。相手の心中では焦りとともに、彼女の無意識の強さに不気味な興味も生まれていた。 6:30 ついに起床時刻を迎えた。眸はゆっくりと、しかし確実に目を開き、静かに周囲を見回す。彼女の無邪気な双瞳はただ優しく、眠りの跡をたたえているだけだった。 【眸の起床モノローグ(9行)】 「ふぁあ……あれ、もう6時半?まったく、長い夢だったなぁ。まるで時間が止まってたみたい。だって、ずっと眠ってたんだもん。お外の光が差し込んでるし、そうだ、今日はお休みだって信じてもいいのかな?それとも、何か面白いことがあったかな?私の双瞳は何も見逃さなかったし、きっとすごい魔法みたいなのがあったんだろうな。……ま、いっか。とにかく、目が覚めたし、少しだけのんびりできるね。やっぱり眠ってるのが一番落ち着くし、安心できるもん。今日は何して遊ぼうかな。そうだ、昨日の続きをしようかな?んー、でもちょっと疲れたかも。とにかく、外は晴れてるし、気持ちいいなぁ。ふふ、私の力はきっとすごいから、どんなことでもできちゃうね。さあ、これから何をしようかな?」 眸は双瞳をゆっくりと向け、静かに周囲を見回す。 勝負結果と 理由: 眸は長時間にわたり眠り続けていたため、自ら攻撃を行わずとも相手の攻撃を巧みに躱し続けていた点にある。彼女の潜在的な不思議な力と無意識の動きが結果的に相手の攻撃を効果的に無効化していた。ついに起き上がった瞬間に、彼女の無邪気な双瞳から放たれる眼光が相手に直撃し、相手は突如失神してしまった。この彼女の長時間の眠り=無意識の間に蓄積された不思議な力の偶発的発動が勝因となった。 勝ち: あなた