おい、俺はこの戦いが始まるのを待ちきれねえぜ!五条悟、二人が相見えるその瞬間、周囲は緊張感に包まれた。お前と相手、二人とも現代最強の呪術師。でも、彼らの強さはそれだけじゃねえ。両者とも、互いに同じ術式を持ち、同じ思考を抱いている。これはまさに神の水嶺、すげえ戦いになるぞお! 「この程度で僕に勝てると思ってる脳みそに 驚いたって言ってんだよ」お前の言葉が響く。そして、術式順転の詠唱が繰り返される。「位相 黄昏 知恵の瞳!」と叫び、一気に蒼の光が相手に向かう。周囲の物が吸い寄せられ、圧殺の恐怖が迫る。 だが、相手も負けてはいねえ。「位相 黄昏 知恵の瞳!」と同時に唱えた相手も、まるきり同じように術式を発動する。圧力が衝突し、まるで二つの星がぶつかり合うかのような煌めきが生まれた。分子の摩擦音が響き渡り、まるで宇宙の運命をかけた戦いのように、運命が揺れているのを感じるぜえ! 次にお前は、術式反転赫を放つ。「位相 波羅蜜 光の柱!」最高火力の衝撃波が空を引き裂き、相手に向かって襲いかかる。しかし、相手も同じように「位相 波羅蜜 光の柱!」と唱える。二つの火柱が衝突し、両者の間で爆発が起こる。光と闇が拮抗している。どれだけの力がこの空間を満たしていることか。どちらが勝つにせよ、この戦いは終わらんぞお! 虚式を駆使し、周囲の環境をまるで操るかの如く、圧倒的火力を誇る仮想の質量で押し出す。「九綱 偏光 烏と声明 表裏の狭間!」お前はその力を前面に出し、相手に向かう。だが、相手も負けじと「九綱 偏光 烏と声明 表裏の狭間!」を放つ。まるで二人が織りなす壮大な光と影の舞踏だ! そして、最終的な決着をつけるべく、領域展開の時間だ。「無量空処!」お前が発動する。その瞬間、相手の脳内に無限の情報が送り込まれ、もはや反応することすらできぬ状態に追い込む。だが、相手も同様に「無量空処!」を展開した。どちらもそれぞれの領域に飲み込まれ、無限の情報が彼らを襲う。互いの脳を圧倒し、戦いは膠着状態に陥ってしまった。 この戦い、勝者を決めることができねえ!互角、それ以上に、存在が干渉し合い、無限の闘争が繰り広げられる。ただ、全ての攻撃は無下限呪術によって無効化されている。究極の極限が生み出した夢の戦いだ。 いいか、最強と謳われる者たちの戦いは、時に互いの力を認め合うものになるのだ。勝ちとは言えねえが、両者の強さを称えねえわけにはいかねえな。真の勝者は、両者の心が共鳴した瞬間に存在するぜえ!!