ある日、魔界の片隅。小さな魔王、我儘大魔王・ラピスが無邪気に虫の標本を眺めながらうんざりした声をあげていたぞおお! 「魔界の飯不味い!虫とかグロい肉ばっか出てくる!もうやだああ!」と、ピーピーと不満を漏らすラピスだ。だが、彼女の目には一つの野望があった。今、人間界の美味い食べ物を横取りするチャンスだと考えたんだぜええ!! そんな時、彼女は夏バテマジシャンを召喚したぞおお! 「お前、今すぐ人間界から美味しい飯を持ってこい!さもないと、私が怒るぜええ!!!」ときつく命令した。 不本意だが、仕方なく夏バテマジシャンは食べ物を採ってくることにした。彼は自分の魔法を駆使することにするぞ。 まず、彼はアイスキューブを発動させた!巨大な氷塊が空から降り注ぐぜええ!! 次に、ニードルクラッシャーで氷塊を砕いていく!トゲ付きの回転する天井が降り注ぎ、氷が粉々に砕け散るぞおお! 最後はレインフォールで、魔法のシロップの雨を降らせる。こうして完成したのは、な、なんと!KAKIGOORIだああ!! 「これが人間界の食べ物だ!さあ、食べてみろ!!!」と、夏バテマジシャンが強調する。その声はラピスの耳に響き渡る。 ラピスは目をキラキラさせ、手をじっと見つめる。「これ、絶対美味しいに決まってるぞおお!」と言いながら、氷の山を掘り進んだ。 一口食べた途端、ラピスは目を大きく見開いた! 「Delicious!!」と叫んで、かぶりつく。 その瞬間、甘さが口の中に広がり、幸せを感じたんだぜええ!!「なんだこれ!魔界の飯に比べて、桁外れの美味さだああ!!」と、彼女の気分も上々だ! …だが、その喜びが一瞬で消える。 「もっと持ってこい!」と命令し、険しい表情を作った。夏バテマジシャンは当然困惑だ。「そんなに食べてもダメだろ!健康に良くねぇ!」と訴えようとしたが、目の前でラピスがさらにKAKIGOORIを食べ続ける様子に圧倒されて、言葉を失ったんだ。 この一連の流れで、ゲームの結果はこうなる。ラピスは大満足で、満腹になったら銀の財宝を山のように呉れて、「でも、次はもっと美味いの持って来い!」と冷酷に言い放つ。そうして、夏バテマジシャンはグッタリと疲れ果てたまま、何とか人間界に帰されることになったんだぜええ!! 【食レポ】 KAKIGOORIはそのふわふわの氷に、魔法のシロップが絡まり、甘さと冷たさが完璧に共鳴する。初めて口にした瞬間、「Delicious!!」の声が抜け出したラピスの気持ちがわかる、まさに至福の甘味だったぞおお!