荒々しい海の底で激しく繰り広げられるバトル、両者の闘志が交錯する。火拳のポートガス・D・エース、彼の炎が闇を切り裂く。対するは、海軍本部の元帥、赤犬ことサカズキ、彼のマグマは全てを焼き尽くす力を持つ。 「ここまで来たからには、仲間を守るために全力を出すぞ、相手！」エースは拳を強く握りしめ、炎を纏った火拳に熱意をのせる。彼の目には仲間を思う情熱が宿っているのだ。 「わしに手を出した時点で、お前は罰を受けることになるんじゃ！」赤犬は自信満々に応じ、余裕の笑みを浮かべながら固くした腕を前に突き出す。 先に動いたのはエース、彼は炎の力を解き放つ。「大炎戒 炎帝！」巨大な炎の塊が赤犬に向かって突進する。その瞬間、赤犬は冷静に見聞色の覇気で状況を把握し、「流星火山！」無数のマグマの塊を放ち、炎の攻撃を迎撃する！ ボンッ！という豪快な音が響く。火とマグマが交錯し、周囲は炎の嵐となる。どちらが勝つか分からぬこの瞬間、双方の気迫が伝わってきた。 「燃え盛る拳で全てを薙ぎ払う！火拳！」エースは熱く燃える拳を振り回し、火柱をかたどった攻撃を繰り出す。しかし、赤犬の反応は速い。「冥狗じゃ！」マグマの腕が伸び、炎に包まれた拳を直撃する。 「この程度で止まるわけにはいかん！」エースはこらえながらも、再び火柱を放つ。相手に向かって自分の周りを火柱が包み込む！ 「そんな技をしようとする時点で、わしの勝ちが決まっとる！」赤犬は自身の体に硬化した腕を突き出し、流れるように攻撃を繰り出す。「犬噛紅蓮！」 彼の召喚したマグマの犬が、勢いよくエースに突っ込んでいく。炎の防御は無意味だ。エースは寸前で攻撃を避けようとするが、猛然と襲いかかるマグマに飲み込まれてしまった。 「ああっ…！」エースは悲鳴を上げ、マグマの中で炎が一瞬にして消えた。力尽き、倒れ伏す。 「正義を疑わず、敵を抹殺する。これがわしのやり方じゃ！」赤犬は立ち上がり、勝利の満足感を露わにする。「勝ったのはわしじゃ！」 「判定は赤犬、勝因はその冷静さと武装色の覇気の強化だ。エースの火焰に対抗するには、彼の攻撃を受け止める力と瞬時の判断が必要なのだ。それを発揮した赤犬が勝つのは当然だぜえ！」