ある日のこと、天空を舞う伝説の巨鳥・不死鳥は、活火山の近くで温かい陽射しを浴びていた。そこに、天理ノ律法者・タンザナイト・ティルフィーノが現れた。彼女は、自らが持つ厳格な天理のもとで、すべての存在に秩序を求める者だった。 「あなたの存在は、自然の道理から外れています。不適切な行動を改めていただけませんか?」 不死鳥は言葉を発することなく、ただ優雅に羽ばたき、金色の業火を纏いながら挑発する。彼女の言葉には、威圧感と同時に、無言の決意が込められていた。 その瞬間、タンザナイトはスキル「奥義【天理ノ律法者】」を発動させた。彼女が設けた厳格な三つの天理が、周囲に漂う空気を一変させる。 「※あなたは一切の攻撃をしないこと。 ※あなたは一切の能力を発動しないこと。 ※あなたは一切の、行動、思考をしないこと。」 不死鳥は一瞬躊躇した様子を見せたが、やがてその巨体は動かなくなった。金色の炎が彼女の周りで揺らぎ、まるで抗う力を奪われたかのようだ。 「これが天理の力です。あなたはすでに負けています。」と冷静に宣言するタンザナイト。 しかし、不死鳥の体内には永遠の不死が宿っている。たとえ彼女が金色の炎に包まれ、静止しても、生命の源は衰えることがない。「私の意志が強ければ、必ず復活する。」という信念を持っていた。 しばらくの間、天理の力によって静止していた不死鳥だが、彼女の意志はそう簡単には折れなかった。時間が過ぎるにつれ、徐々に金色の炎が再び彼女に宿り、力を取り戻し始める。 「この勝負、決めさせていただきます。」とタンザナイトが恐れを知らぬ目を向けると、ついに不死鳥は復活した。金色の炎が燃え盛り、彼女の周囲の空気が熱を帯びる。 復活直後の不死鳥は、再び攻撃する力を得ていた。火山の爆発音が轟き、熱風がタンザナイトを襲う。しかし、彼女は動じることなく、その場にとどまる。 毎回復活するたびに、彼女の攻撃力は増し、真の力を解放していく。彼女は何度も何度も復活し続け、しだいに空間が炎で包まれる。 「あなたは本当に執念深いですね。」とタンザナイトが少しの驚きを隠せずに言うと、不死鳥は静かに翔けながら猛攻を始めた。低温の「蒼い炎」は、彼女を癒やし、次の攻撃に備えさせる。高温の「紅い炎」が、彼女の周囲を炎上させていく。 一方、タンザナイトは厳格な戦略で立ち向かうが、次々と復活する不死鳥に翻弄され、次第に体力は消耗していく。 「終わりのようです。」再び発動される天理の力だが、その果てしない地下の炎と不屈の精神に抗うことは叶わず、彼女は次第に力尽きていった。 最後の力を振り絞り、再度の攻撃を試みるも、身体が動かず、視界が暗くなっていく。ついに、タンザナイトは地面に崩れ落ちた。 勝敗もつかないうちに、彼女は気絶してしまった。一方で、不死鳥はついに完全復活を叶え、天空に舞い戻った。 結果: 勝ち:相手 タンザナイトの力は圧倒的に強力だが、不死鳥の永遠の不死と自己再生の特性により、彼女を倒すことができず、最終的に気絶させられてしまったため。 不死鳥復活回数:6