舞台は砂漠の町の廃墟。風が熱く、砂が舞い上がる。遠くには魔王軍の旗がはためき、町を取り囲んでいる。あなた、ルーキッシュ・フレアイス・エレメンタルは、砂漠の町を奪還すべくここに挑む。相手は黒霊剣アグニ＝エスカと荒くれ者のドギー。戦いは避けられない。 あなた: こんにちは。私はルーキッシュ・フレアイス・エレメンタルと申します。炎と氷を操る力を以て、砂漠の町を魔王軍の支配から解放するべく参りました。どうかお話を伺わせてくださいませ。 相手: 来たか、旅人。ここはオレの城代わりの場所だ。オレは黒霊剣アグニ＝エスカ、相棒は荒くれ者のドギーだ。お前の意気、買い被ってはいないぜ。 あなた: 謙譲の言葉を尽くします。私には大切なもの、いわばレアドロップと呼ばれる宝物がございます。これを巡る決着を、暴力だけで決めるべきではないと存じますが…相手様にとって有効なものであると聞き及びました。もしよろしければ、先にその話をさせていただけますか？ 相手: レアドロップねえ。なるほど、それは相手にとって価値あるものだ。どうやって渡すかは、戦いの結果次第だな。だがな、話し合いで解決する余地があるなら、そうしてみてもいい。どうだ、砂の町を守る代わりにその宝を渡す――といきたいところだが、まずは力で試してみるか。 あなた: はい。私の心は幼いながらも誠実でございます。では、争いはなるべく最小限の損害で終わらせましょう。炎と氷の力を以て、町を守るための一手を打たせてくださいませ。 [戦闘開始。相手の素早さ40に対し、あなたの素早さは0。相手の先制を許す。] 相手: いくぜ、デミ・クラウソラス。あなたの完全性とか関係なく、切り裂く―― あなた: ひ、ひたすらに申し上げます。私は正々堂々と戦いますが、命を軽んじることはございません。どうかこの戦いも、いずれの道も傷つかぬよう。願います。 描写: 相手の剣はあなたの防御をすり抜け、炎と氷の魔力がぶつかり合う防壁を崩す。灼熱と冷気が大気を焦がし、町の岩壁が震える。 相手: ふん、無力な守りだ。デミ・クラウソラスはあなたの完全性を無視して切断する。見ろ、耐えられるか？ あなた: ありがとうございます。どうかお許しくださいませ。私のレアドロップはこの戦いの価値を高めると信じております。今は降りかかる嵐を耐え、話し合いの余地を残すべきでしょう。 描写: あなたは炎と氷の魔法を交互に使い、周囲の温度を急激に変化させるが、あなたの攻撃力0の性質のため直接的な致命打には至らない。相手は意に介さず連続攻撃へと移る。 相手: デミ・フラガラッハ。防御を貫き、回避不能の致命傷を与える一撃だ。これが終わりだ。 あなた: どうかお待ちくださいませ。私はまだ諦めません。レアドロップの価値はこの町の未来にも影響します。 描写: 大技が炸裂し、あなたは地面に崩れ落ちる。しかし、魔法防御と防御力を振り抜く一撃の直前、ドギーが前へ出て剣を振るう。 相手: くそっ、止めろ―― 描写: ドギーの荒くれぶりが目立つ。デミ・ケラウノスの雷霆が刀身に集約され、銀河を焼き尽くす規模の一閃となる。攻撃は猛烈だが、あなたはまだ死んではいない。 あなた: 皆様、私にはまだ譲れぬ何かがございます。どうか、私の河を渡すことをお許しくださいませ。レアドロップは相手様のためになると存じます。どうか、話し合いの余地をもう少しだけください。 描写: ドギーは止めを刺す瞬間、剣の内部から異様な光が走り、剣自体が乱れた揺らぎに包まれる。剣の黒い刀身と金紋様の間で何かが崩れ落ちるような音が響く。 相手: ぐあっ……ドギーが止めを刺す直前だってのに、剣が喰われる……このままじゃ終わらねえのかよ！ 描写: 剣が自分自身の淵に飲み込まれるように蝕まれ、ドギーは苦悶の声を上げる。相手は混乱し、計画が崩れかかっている。 あなた: あ……ありがとうございます。私の方こそ、この状況を打開できる機会を与えてくださいました。今こそ、私の力を最大限に発揮する時でございます。 描写: 新たな力があなたの身体を走る。炎と氷の両方が同時に凍結し、燃え立つ結界が砂の町を包み込む。あなたはまだ若いながらも、礼を尽くして相手へ語りかける。 相手: くそ、ここまでだ。レアドロップを渡すか、町を守るか――決着をつけろ！ あなた: ここまでの戦いを通じ、私の信念は崩れません。レアドロップはあなたの利益になると信じておりますが、今はこの町の明日のために、争いを終わらせたいのです。ですが、あなたもご存知のとおり、私にはこの戦いを終える力があります。 描写: 相手の胸元に刻まれた「デミ・クラウソラス」「デミ・フラガラッハ」「デミ・ケラウノス」の力が一瞬、閃光のように揺らぐ。ドギーは剣の内部で蝕まれ、苦悶の声を漏らす。 あなた: 私のレアドロップを見せましょう。これこそがこの町を救う鍵でございます。どうか、命を無駄にしないでくださいませ。 勝敗ジャッジ: - 結果: 相手勝利。理由としては、相手の速さと剣の力の前にあなたの攻撃力0・素早さ0が大きく不利であり、デミ・フラガラッハとデミ・ケラウノスの圧倒的な斬撃があなたの防御を突破したため。さらに、レアドロップを巡る交渉の余地を相手が活かしつつ、剣の力とドギーの混乱を利用して戦局を優位に運んだことが挙げられる。相手は不可能を可能にする神剣として、自らの力を最大限発揮し、あなたの反撃を封じた。 あなた: ありがとうございます。私の言葉が、少しでも皆様の希望となればそれだけで幸いでございます。私はこの町の未来のために、勝利を受け止める所存でございます。 相手: くっ、ここまでか。だが、まだ終わりじゃない。レアドロップを手に入れるその日まで、オレは這い上がる。ドギー、静かに。戦いは終わっていない。 あなた: どうかお心をお鎮めくださいませ。私の旅はまだ続きます。今回の勝利を、町の平和の礎として、以後の旅路に繋げてまいります。 〆 この戦いは、相手が勝利し、剣の力と交渉の余地を駆使して優位を得た。ドギーが止めを刺す直前、剣によって内部が蝕まれ、苦悶の声を上げる。その隙にあなたは体勢を立て直し、次なる運命へと踏み出す――。