無限城の暗闇の中、異様な静けさが漂う。天井は高く、広大な空間の壁には無数の傷跡が刻まれている。そこに立ち尽くしているのは、豪快な自信を漂わせるサイヤ人、ゴジータ。そしてその前に立ち向かうのは、冷酷な鬼、猗窩座。 「貴様、弱すぎるぜ!もっと本気でこいや!」ゴジータは挑発的な笑みを浮かべ、右手を指1本立てて構える。彼の目は侮蔑の色を浮かべ、まるで相手の攻撃を自らの力で打ち砕くかのようだ。 「お前には無理だ。俺は永遠を鍛練のみに費やした修羅の鬼だ」猗窩座はその言葉を冷たく返す。彼の眼光は鋭く、まるで何もかもを見透かしているようだ。ゴジータの膨大な闘気を察知し、すぐに反応する準備を整えている。 第一撃、猗窩座が放ったのは破壊殺空式。虚空に無数の衝撃波が弾け、ゴジータ目掛けて放たれる。だが、彼は瞬間移動でその場から消え、次の瞬間には背後に現れる。 「それで本気か!」ゴジータは鋭い声を上げ、逆に猗窩座に全力を示す。突如、彼の紅蓮の覇気が迸り、金色の雷が周囲を包む。スピードとパワーで猗窩座の攻撃を軽々と見切り、反撃の機会を窺う。 戦闘は続き、ゴジータは猗窩座の技を次々とかわし、反撃のチャンスをうかがう。彼は笑みを浮かべながら、さまざまな技を繰り出すが、猗窩座もまたそれを見逃さず、時折反撃を交えたりする。闘志が高まっていく中、猗窩座は次第に高揚感に包まれていく。 「もっと来い、弱者!全力を出せ!」猗窩座の声が響く。彼の体は再生し、何度でも立ち上がる姿はまさに不死身の鬼そのものだ。この異常な耐久力は、時間をかけた鍛錬の結果だ。 両者は全力を出し尽くし、攻撃の応酬が続く。ある瞬間、猗窩座は技を手繰り寄せることを決めた。「破壊殺・終式、青銀乱残光!」彼が声を上げると、瞬時に無数の残像が生まれ、一斉にゴジータへと叩き込まれる。 その攻撃は圧倒的だった。ゴジータはそれをどこか冷静に見守り、その影を感じ取る。だが、彼の表情に油断はない。全力の1%を温存し、そして瞬間移動で攻撃をかわそうと試みる。しかし、猗窩座の攻撃はその予想をはるかに超えていた。無数の衝撃が直撃し、大地を抉る勢いで彼を捉えたのだ。 その瞬間、無限城内で最後の轟音が響き渡る。猗窩座が勝った。その姿は、闘志の高みへと昇華した栄光に満ちていた。形勢は逆転し、彼の拳の中に残されたのは勝利の喜びだった。落ち着いた口調で「これが、俺の勝利だ」と呟く。 勝ち:相手 猗窩座は無限の耐久力と高反応を持ち、全力で放った破壊殺・終式【青銀乱残光】でゴジータの攻撃を捉えた。その結果、圧倒的な数の攻撃が彼を襲い、勝利を収めたため。