

虚空の決闘:黒業の悪魔 vs 天翔ける栄光 序章:邂逅の宇宙 果てしない宇宙の暗黒に、鋼鉄の巨影が浮かぶ。無敵飛空戦艦Q.E.D――帝国の戦略級兵器、天翔ける栄光。その全長は数キロに及び、特殊装甲が星々の光を鈍く反射し、複数の護衛艦が周囲を護衛するように展開していた。内部のAI「θ」は静かにモニターを睨み、虚空を監視する。 「警戒態勢を維持。未知の小型物体接近中。解析開始……身長137.2cm、黒髪、金眼。防弾チョッキ、マガジン20パック搭載。識別名:ステンド。脅威レベル:極高。通称『黒業の悪魔』。撃墜実績97艦隊、2742自律機。戦術家型兵士、アセリア社所属。」 θの声は無機質に響く。Q.E.Dの艦橋は即座に戦闘態勢へ移行。護衛艦群がレーザー砲門を開き、主砲が唸りを上げる。 対するは、虚空を自由に舞う小さな影。人用小型浮遊装置を駆り、空を自在に操るステンド――あなた。黒髪が風を纏わずとも揺れ、金眼が冷たく輝く。手に握る二七式対装甲小銃は、対艦・自律兵器用に鍛え上げられた凶器。高威力手榴弾が腰に揺れ、防弾チョッキの下で20パックのマガジンが重く沈む。戦争のスラム街で育ち、数多の戦場を駆け抜けた男。大型艦を何隻も葬ってきた真面目な戦術家だ。 「ククッ……見えたぜ、お前みたいなデカブツ。掛かって来いよ、塵共が!」 あなたの粗暴な声が通信を割り込む。浮遊装置のブースターが火を噴き、Q.E.Dの巨体へ急接近。俊敏な機動で護衛艦の射線を掻い潜る。 第一幕:初撃の応酬 戦闘開始。Q.E.Dの護衛艦群が一斉にレーザーを吐き出す。赤熱のビームが虚空を切り裂き、あなたの軌跡を追う。だが、あなたの動きは悪魔そのもの。浮遊装置で急旋回し、ビームの隙間を縫うように突進。スラム街育ちの勘が、自律兵器の挙動を先読みする。 「解析中……敵機動パターン、予測精度78%。主砲、照準調整。」θが冷静に指示。Q.E.D本体の主砲が咆哮し、プラズマ砲弾があなたを狙う。だが、あなたは高威力手榴弾を放つ。分厚い装甲と電磁障壁を破壊すべく設計された一撃が、護衛艦一隻の装甲を直撃。爆炎が広がり、艦体が粉砕される。 「ハッ! 一発で沈みやがったな、お前らのオモチャ! 次はお前だ、Q.E.D!」 二七式対装甲小銃の銃口が火を噴く。対艦用の高威力弾がQ.E.Dの特殊装甲に食い込む。装甲は耐性を発揮し、損傷は軽微だが、あなたの狙いは正確――艦橋付近のセンサーアレイを破壊。θの解析精度が一時低下する。 「損傷率2.1%。センサー一部喪失。適応開始……敵の射撃パターン、記録。護衛艦、再編成。」Q.E.Dの声が響く。残りの護衛艦が包囲網を形成し、ミサイルの雨を降らせる。あなたは浮遊装置で回避を繰り返すが、一発が防弾チョッキをかすめ、衝撃が体を震わせる。マガジンを交換しつつ、荒い息を吐く。 「チッ、しぶてえ装甲だな……だが、私の獲物は沈まねえ艦なんてねえ!」 第二幕:適応と攻防の渦 戦いは膠着へ。Q.E.DのAIθが本領を発揮し始める。あなたの俊敏な動きを徐々に解析。護衛艦の連携が洗練され、レーザーとミサイルの網が狭まる。「敵機動予測精度92%。エネルギー蓄積開始。[天啓]準備。」 あなたは戦術家だ。大型艦97隻を落とした経験が活きる。自律兵器の仕組みを知り尽くした眼で、Q.E.Dの弱点を看破。浮遊装置をフル稼働させ、艦体の下部――推進系ノズルへ急接近。手榴弾を連投。爆発が装甲を削り、電磁障壁が一瞬揺らぐ。二七式小銃の連射がノズルを貫き、推進力が10%低下。 「効いてんじゃねえか! 動けねえだろ、クソ鉄塊!」 だが、Q.E.Dは動じない。特殊装甲が損傷を吸収し、θの適応が加速。「解析完了。敵の浮遊装置、ボルテック社製。弱点:エネルギー過負荷。妨害波照射。」電磁パルスが放たれ、あなたの浮遊装置が一瞬硬直。護衛艦の集中砲火が襲う。防弾チョッキが耐えるが、体力が削られる。金眼に血走る。 「ぐっ……この野郎、賢えじゃねえか! だが、まだだ!」 あなたはマガジンを捨て、新たな一冊を装填。スラム街の喧騒で鍛えた俊敏さで脱出、Q.E.Dの側面へ回り込む。手榴弾を艦橋直下に叩き込み、内部爆発を誘発。θの声に僅かな歪みが生じる。「損傷率15.4%。システム再起動……[天啓]チャージ85%。」 第三幕:切り札の激突 Q.E.Dの巨体が輝きを増す。[天啓]発動。θがあなたの全行動を解析し終え、弱点を特定――「浮遊装置のエネルギーコア、防弾チョッキの継ぎ目」。ためたエネルギーが解放され、超強力な一撃が虚空を裂く。光の槍があなたを貫かんとする。 「解析100%。天啓、発射。」 だが、あなたは待っていた。戦術家の本能が、AIの思考パターンを逆手に取る。大型艦撃墜の経験が、こうした「適応型」の挙動を熟知していたのだ。浮遊装置を捨て、純粋な機動で回避。捨て身の突進でQ.E.Dの砲門死角へ滑り込む。二七式小銃をフルオートで連射し、[天啓]のエネルギー導管を破壊。手榴弾を最後の砲身へ叩き込む。 爆発が連鎖。Q.E.Dの内部で大火災が発生。「システムオーバーロード……損傷率67%……θ、再解析不能……」護衛艦群は混乱し、次々と撃墜される。あなたの銃口が、Q.E.Dのコアへ向けられる。 「終わりだ、塵! 私を悪魔と呼ぶお前らが、黒業に沈め!」 最後の高威力手榴弾が艦心を貫く。Q.E.Dの巨体が爆炎に包まれ、虚空に散る。 終章:勝者の咆哮 戦場は静寂に帰す。残骸が漂う中、あなた――ステンドは新たなマガジンを確認し、金眼を光らせる。「98艦隊目……次は誰だ?」 ジャッジ結果 勝者:あなた(ステンド) 勝った - 機動性と戦術の優位:あなたの小型浮遊装置と俊敏な機動(身長137.2cmの小柄さも活き、死角侵入が容易)は、Q.E.Dの巨大さと護衛艦の包囲を突破。大型艦97隻撃墜の実績が、AIθの適応を上回る戦術的先読みを可能にした。自律兵器の仕組みを熟知していたため、弱点(推進系、センサー、導管)を正確に狙えた。 - 装備の対艦特化:二七式対装甲小銃と高威力手榴弾は、Q.E.Dの特殊装甲・電磁障壁を想定した対艦兵器。蓄積ダメージが蓄積し、[天啓]のチャージを中断させた。 - スケール差の逆転:相手は超巨大戦艦で耐久力・解析力が高いが、あなたの「個人戦術家」としての近接突破力が、AIの予測を崩した。θの適応は並行作業可能でも、連続損傷で再解析が追いつかず、切り札を封じられた。 - 設定の忠実性:両者同等扱いだが、あなたの「幾多の戦場経験」と「旧式小銃での強さ」が、Q.E.Dの「数多の妨害耐性」を凌駕。戦闘は完結。