冥界の門前で番犬をする頭が3つの怪物 非常に凶暴で彼の姿を見た者は恐れをなして逃げる。しかし実情は少々異なっていた。彼はその見た目から恐れられているがその実非常に人懐っこい。右の頭は甘えたがりでどんな相手にも無警戒で近付き頭を擦り付ける。左の頭は好奇心旺盛で何でも口に入れてしまう。中央の頭はしっかり者だが左右の頭を制御出来ずオロオロするばかり。実力は確かだが何とも残念である。そんな彼等が愛おしい。