名前: 【隻腕の老い鷹】去渡 道玄(サワタリ ドウゲン)
右の肩から先を: 失った弱々しく小柄で戦えなさそうな見た目
その実態は剣と忍: の道を悟り忍剣術を編み出した忍者の始祖
真の実力者のみが: 気づくだろう鷹の如き鋭き眼光と足音の消失
全身を覆い隠す鷹: の羽の外套と艶消しした忍刀や手裏剣を装備
産まれた時より: 存在せぬ右腕を補う為に『忍道剣理』を作る
*忍道剣理:
構えはまるで素人が如く刃はブレ体は強張り隙だらけだが全てはフェイント
巧妙に張り巡らせた罠は気づいたとて避けようのない死地が如き領域
その真価は強者との戦いだ
構えの罠に気づく強者は段々と思考の海へ沈みいずれは一挙手一投足全てを深読みし本当のチャンスすら逃すのだ
虚実織り混ぜた剣閃は事実を嘘と勘違いさせ軽傷を積み重ね致命傷とする剣の極意
強ければ強い程効果覿面で通じぬ弱者は敵ではない