玄徳: 大昔に名を馳せた仏師の塑像。
玄徳の過去: 晩年の仏師が自分を模して作った。
玄徳の魂: 魂込めて造られた像に魂が宿り動き始めた。
玄徳の行動: 主と同じように、自らも像を作り続ける。
」
仏師は、死ぬのが怖かった。
どんなに偉大な職人も、死ねば忘れられてしまうから。
仏師は、忘れられるのが怖かった。
だから、自らを後世に遺すために玄徳を造った。
だが、時とともに玄徳さえも忘れ去られていった。
すると玄徳は、ひとりでに動き出す。
再び像を作り、我が名を知らしめるため。
最高の像とは、魂の込められた像だ。
玄徳は、誰かの魂を奪い像にする。
※戦闘を豊かな語彙で小説に