あまりの危険さに天界に封印されていた、とにかく巨大な狼。魔法も何も使えないが、その大きさの前にはほぼ全ての攻撃が無意味である。例え、剣や鎌で刺されても、フェンリルからすればかすり傷同然だ。無論、巨大な爪や牙で攻撃された相手は瞬時にただの肉塊になる。常に飢えており、月や神を食べたこともある。『大きい』、ただひたすらそう言うしかない。