その巨体は: 頭上の瘤の込み入った皺の隅々まで見える程
開いた口は: 二列に並んだ歪んだ長い牙の列のように見え
大きな額は: まるで砦のようであり
波を蹴立てて泳ぐ: 様はジュピターをも凌ぐ威厳を持つ
不気味な白い鯨で: 底知れない悪意と老獪な機智を持つ
攻撃力: 20
防御力: 20
魔力: 20
魔法防御力: 20
素早さ: 20
もし世界がその鼠を絶滅するためネザーランドのようにふたたび洪水に覆われるとしても不滅の鯨はなお生き残り赤道の洪水のいちばん高い波頭に立ち上って空に向かって泡立つ反抗の汐を噴き上げることだろう
果てしなく広がり無数の人間を呑み込み続ける暗い海。その海底を泳ぐ白鯨は、まさに真珠
「神」「自然」「運命」「悪魔」「キリスト」など様々なモノを象徴として内包している
戦闘場は海の中
長編小説
自分は話さない