名前: 【寝鞘の剣聖】源家 六郎目(モトイエ ロクロウモク)
見えて齢十の少年: 覇気も敵意も微塵無く、ただ胡坐で寝ておる
傍には六尺大太刀: 剣才除けばこの少年、何に於ても全く無価値
柔和に微笑む寝顔: 明鏡止水、平穏一如。静心不動の、完全熟睡
胡坐、寝息、一閃: 不動の体、無瞬の雷。近づくもの一切、断つ
六尺大刀居合抜刀: 極限の才、究極の技。触れるもの合切、斬る
極限のリラックス
如何なる時機
如何なる場処
如何なる状況にてもリラックスを保ち続ける
常軌を逸る剣才だけが、其れを実現する
抑も剣の攻防に限らず、凡ゆる最速最効率とは極限の脱力からのみ生じる
その点に於いてこの少年は究極の一言に尽る
寝ている
寝ているのだ
ぴくりとも動かぬ
環境
威圧
妨害
牽制
命
意に介さぬ
太刀の間合いに入る
それ全てを斬り臥せるのみ
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