{{血界の狩猟者}}狩人


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初ルール作成です

　　　　　　　  物語
　　　　　　　　↓

ある時神の気まぐれで死にかけていた少女は不死となった
初めはその有り余る寿命を持ちなごら、世界を旅した
その中で人を救い、仲間も大切な人も見つけた。
しかし愛するものも仲間も全て死んでいった
そうしてそれを何回も何回も繰り返した
やがて人々から忘れられ一人残された『英雄(少女)』は言った

　　　　　『私を殺してくれ』

ある時神は一人の少女に『頭脳』を授けた
彼女は皆から『天才』と持て囃された
しかし大切な場面色々なことを考えてしまい動けなかった
そのせいで大切な人を失った
そうして少女は言った

　『私は『天才』なんかじゃない『無能』だ』

ある時神は間違いを犯して少年少女に『片割れの才能』が預けられた
少年は『頭脳』を、少女は『力』を
2人はそれぞれの分野で名を馳せた
しかし少女は『頭脳』が、少年は『力』が足りなかった
そのせいで大切な者を失った
そうして2人は出会ってこう言った

　『俺(私)が、貴方だったら良かったのに……』

ある時神は何気ない冗談のような少年の願いを叶えた
叶った瞬間少年は初めは良かったと思った
しかし日も変わらずうちに少年は思ってしまった
自分がどれだけ大切な者を失ってしまったかを
少年は思わず言葉を零した

『僕は、何でこんな『過ち』を起こしたんだ』

ある時神は少女に『目』を与えた
目は全てを見通してやがて少女は最強と謳われるようになった
しかし『目』は人の心さえ読めるようになった
そうして少女は人を信じられなくなっ人里離れた街に住むことにした
そんな少女は言った

『神はこの未来さえ見えていたのだろうか？』

少年は神が与えた『祝福』を『才能』と思った

少女は神が与えた『願い』を『過ち』と言った

少女は神が与えた『終幕』を『開幕』と捉えた

少年は神が与えた『呪い』を『祝福』と喜んだ

数人が言った

「神は憎むべきものだ」

数人が言った

「神は素晴らしいものだ」

数人は言った

「どうでもいい」

そうして神は言った

「この退屈を無くしてくれる奴は居ないのか」


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