マダガスカル島に何種類かいる竜脚類の中で最大のものがタイタノサウルスで、全長18m、首を持ち上げた際の高さは6mに達する。典型的なティタノサウルス型の姿をしており、どっしりした見た目だが骨の内部は空洞のため見かけよりもずっと体重は軽い。タイタノサウルスは森の中を大きな群れで移動し、木の新芽や若葉、茎を片っ端から食べる。その為、この島にある木のうち、高さ6メートル以下の範囲はいつも丸裸になっている。