「大丈夫なの?」
目が覚めた。
目の前にリンスがいなかった。
代わりに、少女がいた。
桃色の髪の少女───レンアイだった。
「立てるの?」
彼女はあなたに手を差し伸べてきた。
あなたは手を取り、立ち上がった。
………。
「………」
あなたはリンスについて、彼女に訊いた。
すると彼女は、急に悲しそうな顔になった。
あなたは、似合わない、と思ったはずだ。
ライセンス表記
「……実は、リンスは生きてないの」
……生きてない? 殺してしまったということか?
あなたの額に汗が流れた。
「あ、心配しなくていいの。……実は、リンスは1回死んでるの。誰からも愛されないまま……」
「確かに、アイツのしたことは間違っているの。でも、アイツはとうとう他の人間から石を投げつけられるようになって、それが頭に当たって死んじゃったの。『ラビリンス』を作ったのは、その後なの」
「リンスは気づいていたと思うの。じゃなきゃ、普通は私にそう言って、愛情を求めてきたと思うの。でもしなかったの。だからリンスは、なぜか姿が見えた私以外に、愛情をもらえると思ってなかった気がするの。それは、物理的に見えないからなの……」
「でもリンス、あなたが来たときはちょっと楽しそうだったの。だから、お願いなの。彼を助けてあげてほしいの。もちろん、生き返らせてなんて無茶振りはしない。ただ彼に、愛情を伝えてくれるだけでいいの」
「……頼むの」
行く。
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