お千代、: 福茶を持ってこさせろ。
海原雄山が: より楽しめるよう、工夫がなされている。
こうする事で: 縁起物だけでなく、飲み物としても楽しめる
[高級料亭「美食倶楽部」総支配人、海原雄山先生から]
「正月や節分などめでたい事があった時に飲む福茶だ。茶の中に黒豆、昆布、梅干し、山椒などを入れて飲む。中に入れるものは縁起物だが私は、どうせなら美味い方が良いと考え、黒豆と昆布だけにして昆布は火で炙り、黒豆は煎った。元々お茶と昆布は旨味成分の一つ、グルタミン酸を持っているから相性が良い。そこに煎った黒豆を入れてやると香りが立ち、味が豊かになる。