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【封印の詐術師】黒田 京木(くろだ きょうき)

元落語家。 敬愛する師を殺して逃走している。 何故殺したかは誰にも語らない。 特にあの馬鹿な兄弟弟子には言えない。 宝石商に身をやつし、僅かな手掛かりを元に単身アメリカへ渡り、ニューヨークの郊外に事務所を構える探偵を訪ねる。 黒く渦巻く宝石ひとつを手に持って。 ここから、宝石商と探偵は、あの事件の謎を共に追いかけ、共に何かを得て、共に何かを失う。