冒険者である父と獣人の母が両親の少女。 尾無しはある地域において差別の対象であり、幼少期は村八分に近いほどの迫害を受けた。 それでも両親は彼女を愛し、それに応える為に彼女は騎士を目指した。 騎士を目指したのは立派な職業だから、という浅いものではあるが努力は本物。 しかし、潜在能力は高くてもそれを開花させる才能がなく、従騎士になる試練も何度も落ちた。 修行というよりも自分に対する虐めとも言うべき過酷な鍛錬と自分への失望から、パーソナルジェム『スピネル』が目覚めた。 それと同時に自らの否定とも言うべきパーソナルジェムは新たなる人格を作り出し、ファリナを支えるようになった。 セナの記憶はなくても、彼女のやった結果は残り、従騎士へと昇進することが出来た。 セナはあくまで主体たるファリナを大切に想っており、ファリナのフリをして過ごしているが、ファリナの時は『スピネル』の力を上手く引き出せない為に周囲からは不審がられている。 両親にはセナから事情を話しており、ファリナには秘密にしてもらうようお願いしている。 彼女達の行く末はまだ決まっていない。 ーーーーーーーーーーーーーーーーー パーソナルジェム【スピネル】:彼女の持つ様々な側面、才能が開花し一つになった結果産まれたものではなく、そのままの種が出てきてしまったもの。故に様々な色を持つスピネルとして顕現した。