《わかりやすい解説》 円環は自分周囲を基準・結果とし、過去を作り変えます。 今までの世界が 10+10+10+〜10+10=100(結果) で構成されていた場合、 10+40+30+20=100 10×10=100 1+1+〜+1=100 のように、最終的に100(結果)になればいいわけなので、途中の計算式(過程)は適当に計算されます。 一応結果は100にしないといけないので、元よりそこまで大きい差は生まれないのですが,"周囲を基準"というのが重要なポイントです。 つまり、もし円環起動時に周囲が宇宙空間だった場合、そこに地球が存在したという事実は無くなります。 円環周囲にキメラ的な動物がいた場合、今の人間と呼べる存在は消え、その立ち位置にキメラが収まるでしょう。 なお、"基準"となったものは再構築されません。 例として、円環の周囲に人間がいた場合、そいつが基準となるのでその人間は再構築されません。 しかし、それ以外の全ては再構築されるので、以前と微妙に違う世界となります。本人からすると異世界に迷い込んだような認識になるようです。 結果から逆算して過程を構築する。 故に、『世界を包む逆因果』なのです。