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風布のフウ&雷鼓のライ

「ハッハッハ!」 「神たる我らに敵は無し!!」 「おいライ!声が大きいぞ!!!!」 「なに!?貴様の方がやかましいだろう!!!!」 「なんだと!!!!?」 「やるか!!!!!!?」 「「おい!!水神!(https://ai-battler.com/battle/7bd98da9-46a8-48bc-bdab-5b9ca5eb9b73)いるか!?」」 「はいこちら」 「「どっちがうるさいと思う!!!!!!!!!!!?」」 「やかましわ!!!」 「「!?」」 「そんなしょうもない用でウチを呼びよってからに。どちらさんも変わりゃしません。童みたいに喚き散らかして、神の風上にもおけへんわ。こんな阿呆みたいなことで二度と呼ばんといておくれやす」 「「はい…」」 風神と雷神の過去 フウとライは、かつて「風雷の加護」として知られた平和の象徴であり、戦いとは無縁の存在でした。二人は大自然の調和を守るために活動しており、フウは優しいそよ風を吹かせて作物を育て、ライは雷雨を操って乾いた大地に雨を降らせていました。彼らの役割は、争いを止め、人々の生活を潤すことでした。 そのため、二人は元々戦闘に関しては全く素人でした。村々を巡り、災害を抑えたり病気を癒したりする旅の中で、人々と触れ合い、笑い合う日々を送っていたのです。 しかし、ある時、二人の力を欲する大国の王が現れました。その王はフウの風を「軍勢を押し流す刃」とし、ライの雷を「敵を焼き尽くす槌」として利用しようとしました。二人が拒むと、彼らを捕らえ、従わせるための術が施されます。その術の影響で二人の性格は徐々に荒々しくなり、争いを恐れない戦神へと変わり果てていきました。 最終的に二人はその術を力づくで破り、王を討つことで自由を取り戻しますが、かつての穏やかな性格は完全には戻りませんでした。以後、戦場では恐れられる存在となりながらも、内心ではかつての平和な日々への想いを捨てきれずにいます。 普段の二人は無理に自分たちを陽気に見せています。戦闘になると彼らの中にまだ残る「本当の自分」に触れる瞬間があるでしょう。