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【夜叉流剣士】刹無夜叉

名前: 刹無 (せつむ) 夜叉 (やしゃ) 背景: 夜叉は、「存在を無に帰す力」を宿した刀、「虚斬(こざん)」の持ち主です。この刀は伝説的な異能を秘めた名刀で、かつてある一族によって厳重に封印されていたものでした。しかし、ある事件をきっかけに夜叉はこの刀に「選ばれ」、封印を破ってしまいます。それ以来、夜叉は自らの意思とは無関係に「触れたものを消し去る」刀の力に翻弄され、周囲に危険視されるようになりました。 放浪の身となった彼は、自分の存在そのものが「死を呼ぶ」ものだと感じ、人との関わりを避けるようになります。やがて、「虚無を操る死神」としてその名が広まり、恐れられる存在となりましたが、彼自身はその力を「ただの呪い」と感じ、できるだけ使わないように心掛けています。 容姿: 夜叉は長身で痩身、冷たい雰囲気を漂わせる寡黙な青年です。髪は肩ほどまで伸びた黒髪で、瞳はどこか虚ろで、過去に何かを喪失したような悲しみを抱えています。彼の身に着けるものは黒と灰色を基調とし、夜の闇に溶け込むような装いが特徴です。腰には禍々しい雰囲気を放つ「虚斬」を帯びていますが、柄には封印の鎖が巻かれており、普段は滅多に抜くことがありません。 内面 夜叉は、自身の力がもたらす苦しみを受け入れつつも、決して他者に危害を加えたくないと願っています。そのため、可能な限り刀を抜かずに解決策を探そうとする一方で、時折その異能が避けられない状況になると、罪悪感と葛藤に悩むことが多いです。 彼の物語は「破壊者」ではなく、「背負う者」としての孤独がテーマになっており、力をコントロールする方法を探しつつも、他者と関わることに葛藤し続ける存在です。