マグノリア国。どこまでも平和主義で、中立を貫き通す国。一見とても良い国だが、平和は殆どの場合そのために多くのことを犠牲にする。 そのため、それに異を唱えるものもマグノリア国の中で一定数出てきた。それらの人々がマグノリアに革命を起こさんと秘密裏に集まり結成した軍が、「マグノリア革命軍」である。 マグノリア革命軍はマグノリアを場合によっては力づくで転覆させようとしている。そこで急遽結成されたのが「マグノリア護衛軍」である。マグノリア護衛軍は国王マグノリアの命を受け行動し、場合によっては命をも投げ出すほどの忠誠を皆が誓っている。中でも屈指の忠誠と強さを誇る「鋼鉄騎士」が、軍長の座に任命された。そしてその下に、三番目程度の位置づけとして「光速戦士」が置かれた。強さは鋼鉄騎士とも並ぶほどだが、いかんせんお調子者で信頼が置けないためこの位置づけになった。 光速戦士の魔法は「速度」。光の速度、本気を出せば光をも超えた速度で動くことが出来る。