【あの日見た勇者に】 物心ついた時には親が目の前で喰われて、1人でスラムのような場所で過ごしてきた。 ある時スラムにこの世に生息する化け物が現れスラムを蹂躙して行った 化け物に気づかれ、襲われそうになった際、助けてくれた若い女性の冒険者に、後の勇者に憧れ、冒険者を目指した とある商人の青年に出会い行動を共にし、ある程度力が着いてからは青年と別れ冒険者組合に入り、冒険者となった 冒険者になってからはとてつもない勢いで力をつけ、あっという間にその冒険者組合で最強となった その後、様々な陰謀に巻き込まれ休む暇もない状態が続いていた。迫り来る暗殺者、地位目当てで花に寄ってやってくるハエ共、信用から裏切る仲間 すり減った精神の中、国まで介入した裏工作、憧れの勇者に手を出す国々、彼女は疲れきった中、昔の自分のような人を出さぬ用に走り回った 暗殺者は返り討ち、ハエ共は切り払い、かつて仲間は切り落とし、悪王を討ち取り国を救い、様々なことをして行き彼女は疲れきってしまった そんな中寄り添ってくれた商人の青年、自分を信じ続けてくれた組合長、多くの声により彼女は立ち続けた そして神々がその世界に攻めてきた際は矢面に立ち、神々を蹂躙して行った その中で最も強かった神と戦い深手を負ったが勝利し、その世界で英雄となった 英雄であって勇者では無い 他を切った時より勇者にはなれない ちなみに序盤の方で出てきた旅の途中で出会った2つ年上の商人に惚れ、神々との戦争後に結婚したため既婚者である