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【昏き星を別つ者】星辰の巫女

作成中 大部分は練っている。結構固まってきました。 経緯というか巫女が記憶喪失の理由を置いておきます。初期設定、修正はあまり行っていないので荒い所があります。  《昏き星を別つ者 星辰の巫女》 果て無く続く厭世の世を1人終わらせる為に全てを捨て全てを背負い修羅となり本来斬れる筈の無いモノを斬り全てを終わらせ理から逸脱した虚となった。 彼方遠き旧地の故郷で、昏き太陽にて破滅の一途を辿った末に唯一生き残った者であり、虚空から一本の刀と共に落ちてきた。落ちた先のとある国で飯屋を営む店主に偶然拾われそこの常連である"師"の弟子となった。この時点での彼女は記憶喪失で、元居た場所の事を忘れていた。その後、師の元で腕を磨き数多の戦地に赴き幾度も師と共に民を救い。そして一度も鞘を抜かず、殺生を行わない事からいつしか不殺の剣姫また、鞘を抜かずに事を納める事から鞘姫と呼ばれ人々に慕われる様になった。鞘を抜かなかったのには二つ理由があり、一つは抜く必要が無かった二つ目はそもそもとして、"抜く事が出来なかった"からだ。そしてある時、その国にもまた昏き太陽が現れ、次第に国中が混沌と化していく。皆が狂い世が狂いその一件で、彼女は前の記憶を取り戻し元凶である昏き太陽を自らの手で終わらせる為に修羅と成った。その時初めてその刀を鞘から抜き対峙した師を激闘の末に…その後も数多の同胞と対峙し、その全てを自らの手で殺め数多の戦の果てでただ一人立っていた。彼女は元の彼女から逸脱し只々破滅を辿る運命を虚無に還す。そして刻が来た昏き太陽を見上げ刀を以ち虚離之一太刀。昏き太陽を、斬れる筈の無いモノを全ての元凶を…そして終わる。終焉を迎えだが悟っていた。全て理解していた。全てが終わるこの場所と共に遺れられる事を、だが彼女は既に越えていた。いや失くしたと言えるのかもしれない。彼女は虚の存在へそして記憶の大部分と力を虚無に封印し、数多の世界でただ1人の存在へと成り果てた。