劇場版登場キャラクターをイメージしています。 世界で二人しかいない宝石騎士(大嘘)になるけど、映画時空ってそんなもんじゃないですか??? これを皮切りにパーソナルジェムが本編でポンポン出てくるようになるみたいな……。ただ実際はルビィが特異体質なので、彼ひとりの力では発現することはできなかったと思われます。 彼の宿すパーソナルジェムは『キャッツアイ』 キャッツアイって色々種類がありますが、イメージしているのはクリソベリルキャッツアイと呼ばれる種類の宝石で、アップルグリーンの色合いのものが評価されるといいます。 彼の名前は元々それを意識したものではありませんでした。モンスターハンターで最初に雇ったオトモアイルーの名前が「アップル」だったので、その名前を今でも大切に使っています。この子にも同じ名前をつけたのはそのためです。 ですが後から、キャッツアイに「アップルグリーン」という色があることに気付き、これはもう運命だと感じました。 ルビィと同じく、守るために戦うときに力を発揮するタイプですが、臆病なので実力を発揮できずにいました。パーソナルジェムを発現することができる程の実力を持ちながら、見習い騎士として燻っていたのはそういうことですね。 まあ、その『見習い騎士』という立場が敵から見逃された理由でもあるので、上手い具合に噛み合った感じです。 「おいおい、一匹逃げたぜ。追うか?」 「放っとけ!ありゃ見習い騎士だ。敵前逃亡する腑抜けなんざ、一匹逃がしたところでなんもできねえよ!」 「「ギャハハハハ!!」」 みたいな。 --以下妄想-- 『劇場版AIバトラー~ルビィと救国の猫騎士~』 (映画あらすじ) 平和なケットシーの王国に、突如ネズミ魔族の軍団が侵攻を始めた。初めこそ優位に立っていたケットシーたちだったが、新兵器『マタタビミスト』により、ケットシーたちは瞬く間に無力化され捕らえられてしまった。王国は瞬く間にネズミたちによって掌握され、闘凶ディスティニーランドと名前を変えられてしまい、不潔なネズミたちのパラダイスと化してしまった。 辛くも逃げ出し、助けを求めて彷徨っていた見習い騎士の少年アップルは魔物に襲われ窮地に陥った所を、偶々クエストでこの地を訪れていたルビィ・コーラルハートに救われることとなった。これが、彼と彼女の出会い。そして、物語のはじまりだった。 ~映画予告編~ 「助けてくれてありがとにゃ!ボクはアップル、ケットシーの騎士!猫騎士のアップルにゃ!……助けてくれた恩人にまたお願いするのは気が引けるにゃけど……」 「――お願い!ボクたちを助けて!」 「……はぇ?」 この夏、新たな冒険が少女騎士を待っている! (王国を見下ろせる崖の上で) 「わわわ!ここがケットシーさんたちの王国なんですね!……なんというか、お掃除が苦手なんでしょうか?」 「失敬にゃ!あれは不潔で不衛生なネズミ共が来てからああなっちゃっただけにゃ!」 (焚火の前で) 「頼んだボクが言うのもなんにゃけど……。どうしてルビィはここまで手助けしてくれるのにゃ?王国がどうなろうとオミャーたち人間には関係にゃいのに……」 「わたしは騎士です。困っている猫ちゃんがいたら助ける!そこに理由なんて必要ありませんよ!なんて、えへへ……」 そして少女たちに迫る闇の影……。 「ケヒャヒャ!猫野郎が人間一匹連れて来た程度でネズミ様に勝てると思ったのか~?オレサマは四天王のケヒャネーズ!お前たちをチーズにしてやる。ペロォ……(毒のナイフを舐める)」 「ネッズミー!下水道の汚水が沸いたぜえ!バスネズミンサー!参上だぜえ!」 「儂は第六天魔王織田鼠長じゃ。此処は儂らが奪い取った、我らだけの城ぞ……!それを取り戻すなぞと……言語道断!この不届き者めが!者共!疾く討ち取れぃ!」 「「「「チュー!」」」」 「ヂュウウウウウ!!!オデ、オマエタチ、クウ……!!!」 そして、立ちふさがる黒幕――。 「よくもまあ、見習い騎士共がここまで来れたものです。ですが、私たちの理想郷を易々手放すわけにはいかないのでね。覚悟してください。窮鼠は猫を嚙みますよ?」 圧倒的な実力差――。 (アップルに向けられた敵の必殺技を庇って受け止めるルビィの描写) 「る、ルビィ……!やめるにゃ!オミャーだけでも逃げるのにゃ!」 「アップルくん……っ!諦めないでください……っ!あぎっ……!……っ!あなたも、あなたも騎士なのでしょう!!師匠(マスター)は仰っていました!絶対に最後まで諦めてはならないと……!未来を照らす光明はその先に在るのだと!!」 「っ……!!」 「だから、わたしは絶対に……絶対に諦めません!」 (魂のルビーが光る描写と共にタイアップ歌手の新曲サビが流れる) (戦闘シーンが流れながら) 「まったく、諦めの悪い猫共だ……。この国はもう我々ネズミの物だと言うのに!」 「いいえ、あなたは国を治められる器なんかじゃありません!わたしはジュエルキングダム第二王女にして、宝石騎士を目指す見習い騎士、ルビィ・コーラルハート!!あなたの野望をここで終わらせます!!」 「ルビィ!ボクも諦めにゃい!この国を護れるのはボクしかいにゃいのだから!」 「いいえ、わたしもいます!2人の力で護りましょう!」 「はぁあああ!」 「やぁあああ!」 「ダブル……!」「キャッツアイ……!」 「「スラストォーーーッ!!」」 ドォン…… 劇場版AIバトラー ~ルビィと救国の猫騎士~ 2124年7月16日公開――。