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【朱雀流の使い手】朱雀竜介

竜介の先代の話 これは遠い昔の話… かつてとある男が居ました その男の名は【朱雀健一】 健一は剣士として日々訓練していました すると努力する健一に見惚れる女が 沢山現れました 中には健一に好意を伝える 女性も居ましたが 健一はそれら全てを断りました 健一には何年も会って居ませんが 好意を寄せていた【加美結子】と言う 幼馴染が居たからです 結子は母を亡くしており 父親が男手一つで育ていました 健一も幼少期の頃はよく結子と 遊んで居ました しかし結子の父親が戦に向かい 亡くなった為 遠方の結子の祖父母に 預けられる事になりました 健一はそれ以降 結子には会っていませんでした しかし健一は結子が祖父母に 預けられる前日 2人は再開の約束をしました そして十数年の時が立ちました すっかり健一は成人し たくましくなりました 健一は前々から剣術を習っていましたが さらに強くなる為 健一は旅に出ることになりました 健一は様々な場所を巡って行くと同時に どんどん強くなって行きました そして現在 村の離れの山で健一が訓練していた所 とある女性に声をかけられました 健一は最初気づくことが 出来ませんでしたが 声を聞いて気づきました 女性の正体は成人して立派な 女性になった加美結子でした 健一は結子と様々な昔話をして 仲を深めました そして健一は結子と一緒に 旅をする事になりました それから健一と結子は旅をしました 旅をしていくに連れ 2人の仲はどんどん深まりました そして健一は決心しました ある日の夜 2人は村を抜け出し 山に来ました 健一は結子と少し話をした後 改まって結子に話し掛けます 健一は山のてっぺんの夜空の前で 結子に好意を伝えました 結子は承諾しましたが 健一はそこで衝撃的な事実を知ります 実は結子も健一に好意を寄せて居ました 健一と結子は実は両思いだったのです 美しい夜空の中健一と結子は 結ばれました その日から数年 健一が戦に出向く事になりました 既に結子のお腹の中には 新しい命が宿っており 出産が間近な事に起こりました 健一は結子と抱きしめ合った後 戦に向かいました 健一は戦場で何度も 深い傷を負い 瀕死でしたが国の為に戦いました 何とか戦場は収まり 敵国は一旦撤退しました 怪我でボロボロな健一でしたが 村に戻った後 真っ先に向かったのは総合病院 健一はかなり命が危うい状況でしたが 最後の力を振り絞って結子が居る 病室に向かいました そこには元気な赤ちゃんと 微笑んでいる結子が居ました 健一はひときしり喜んだ後 地面に倒れました 戦争でかなりの重症を負っていた 健一は限界に等しかったのです 結子は急いで看護師を呼んで健一を 治療させようとしましたが 健一はそれを阻止 健一は結子に愛していた事を伝えると ゆっくりと目を閉じて行きました 健一は大好きな結子に看取られながら 息を引き取りました それ以降朱雀家は繁栄したと言います 健一が戦場で命を懸けて戦った姿は まるで朱雀の様に美しかったと言われ そこから流派が生まれ 【朱雀流】が生まれました