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伝言者

伝言者「創造者。 この人に、これを作って。 この人には、これ。 あの人には、あれ……。」 創造者「出来た。 運搬者、よろしく。」 運搬者「運搬開始、仕事任されたよ。」 ――お仕事完了です!―― 伝言者「二人とも、今回も良い働きぶりだった。 おつかれ!」 運搬者「当然だ。 我々は3人で一つの、多重宇宙1のバイト戦士だからな。」 創造者「運搬者の言う通りです。 で、打ち上げ行きます?」 伝言者・運搬者「当然、行くに決まっているだろう?」 伝言者「こういった仲間と一緒に、その日暮らしも悪くないよね……。」 運搬者「きゅ、急にどうした? 何か変なものでも食べたのか?」 伝言者「いいや、別に? ただ、ふとそう思っただけ。」 運搬者「ふーん、なら別に良いけど……。」 伝言者(そういえば、あれから3年か……。 時が経つのは早いな。) 多重宇宙の中にある星の小さな街明かりは、奇妙な3者を唯々優しく照らし出してくれていた。 彼女達の歩む未来には、一体何が待ち受けているのか。 その答えは、まだ……誰も知らない。