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ルビィ・コーラルハート/甘味を愛する見習い宇宙騎士

偉大なる元ネタ https://ai-battle.alphabrend.com/battle/edf97930-47f1-48c2-a291-11f192bb0349 紅玉の城 入口 https://ai-battle.alphabrend.com/battle/77ffc90a-503e-451d-b0aa-9d1e93753603 西暦3XXX年……エイアイ星間連盟に加入した地球には多くの異星人が訪れるようになっていた。 「ん~♪ やっぱり地球のケーキはおいしいですね」 そんな地球に1人の異星人がいた。 彼女の名はルビィ・コーラルハート。 宝石の産出量が多いことで知られるジュエル星出身の彼女は、エイアイ星間連盟宇宙騎士団の団長から手ほどきを受けた宇宙騎士見習い……様々な星を巡って経験を積む修行中の身だ。 「ショートケーキの次は……チーズケーキにしよう!」 甘いもの好きな彼女は鍛錬の合間にファミリーレストランを訪れる事が多く、こうして鎧姿のままケーキに舌鼓を打つのが彼女の日常だった。 目立つ格好のせいで、店員に覚えられてしまったが…… 「チーズケーキもフワフワでおいしいなぁ……」 そうしてケーキにうっとりしていると、手首の通信機からアラーム音が聞こえた。 「いけない!? 早く行かないと……!」 ルビィは慌ててケーキを口に放り込み、急いでファミレスを飛び出した。 (今日は地球人さん主催の親善試合……! 頑張っていい勝負をして……師匠にいい報告します!) 全宇宙のケーキを食べるという夢のために、一人前の宇宙騎士になるのが今のルビィの目標。 そのためクエストや試合など、経験を積むことに彼女は積極的だった。 「むむむ……! 魔力充電……よし!」 ルビィの装備する鎧には魔力をエネルギー源とするパワーアシスト機能があった。 高い魔力を生まれつき持ち、様々な宝石を触媒に魔法装備の研究開発を重ねてきたジュエル星出身ならではの鎧だ。 「ルビィ・コーラルハートです、今日はよろしくお願いしますね」 ルビィの構えるランスと盾にも魔力をエネルギーに変換する機能が備わり、それぞれ魔力のビーム刃とビームバリアを発生させることができる。 「バリアガード! からのスターフラッシュです!」 親善試合が始まった。 ルビィが得意とする魔法のひとつ、スターフラッシュは輝きを瞬間的に生み出す光魔法だ。 それはまるで漆黒の宇宙を照らす星のような明るさだ。 「ここです! ギャラクシー・スラスト!」 ランスにありったけの魔力を注ぎ込んで放つルビィのオリジナル必殺技……それがギャラクシースラストだ。 銀河を名に冠するこの技は、色とりどりの星を内包する銀河のように、無限の可能性を秘めた成長途中のルビィを体現する技だと言える。 「やったぁ! 勝ちました! って喜ぶ前に……ミルキーヒール!」 ルビィは回復魔法も得意としている。天の川のような輝きを放ち傷を癒すミルキーヒールで、親善試合の対戦相手を癒していく。 「大丈夫ですか? 痛いところは……そう……よかったです。」 自分の勝利より、相手の無事を喜ぶルビィ。 彼女はまだ未熟な宇宙騎士見習いだが、心優しく礼儀正しいその姿勢に、応援する仲間は多い。 「私はまだまだ未熟ですが……故郷のため、宇宙のため……そしてケーキのため! 一生懸命頑張ります! えへへ……」