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【彷徨える時空の猟人】大須 鳴貝

かつてカルト集団「覇后内応」の大教主「レィス」により生贄にされかかるが逃亡する事で不老不死を背負わされた民族「架欒」出身の青年。 ドゥームメタルでケロシンパンクなポストモダン風マジックリアリズム世界の住人。 「王道楽土」シリーズの準主人公でテーマソングはマニラロードの「フレイミングメタルシステム」 強さは、ちょっと強い序盤の中ボスだったけど、倒した後はイベントシーンでたまにでてくるキャラ程度。 名前の大須鳴貝は外部向けの呼称で、部族内呼称はナルカィ・パ・オォス・カランで、カラン族のオォス家の男性のナルカさんという意味。ちなみに妹の大須亞鳥はアトリ・マ・オォス・カーライで、親戚の明日香埜爾輿與と明日香埜小手麻岐姉弟はそれぞれミト・マ・アスカノル・カーライとオデマ・パ・アスカノル・カランとなる。また沓脱靈水はレィス・シャ・クツルキ・カランである。ヌやノの音価の後のルが省略されたり変化するのが特徴。 性格は小心者でお人好しだが侮辱や不当な扱いを受けると豹変し公然と戦うタイプ。 肉体年齢は16歳程度だが経過年齢は40年を越えている。 身長5尺8寸、やや癖毛で僅かにブルネットの長髪、虹彩は青みがかった黒、ウズベク人に近い顔立ち。 狼の毛皮のウシャンカを被り、狼の毛皮のパルカを着込み、狼の毛皮のバスキンを穿いている。狼狩りは頻繁に行われているため毛皮の流通量は潤沢で、性能の割に安価で入手し易い素材である。その外の衣服は絹や綿、ウール、スウェード革などを着ている。 主兵装はデヴィッドペデルソリ社製のシャープス狙撃銃のレプリカで、コードバン革のスリングを垂らしており、サイトはクリードムーア式を装置している。薬筒は30口径ウィンチェスターセンターファイアー弾を41発携行している。 副兵装は船載古鐵を鍛えた平造りの霞物の小太刀で、金具は金銅の黒漆の衞府の太刀の拵、無銘だが号の「月光」をもって銘として知られている結構な業物。 住居は架欒テングリ国ザバイカル州チタ市北西部にあり、狩猟採取活動の傍ら領土係争中のバイカル湖畔周辺部のパトロールを行う。 彼の民族は生贄の儀式に再び引き込まれないためにカルト集団に対して非常に攻撃的な態度を採ってきたが、怪我の功名とはいえ民族単位で不老不死の特性を得たことに僥倖を感じ、カルト集団を完全に殲滅することで不死性を喪失するおそれから、活かさず殺さずの態度に変化していった。 またカルト集団の方も時を得るにつれ架欒族を神の民族として崇める「本地垂迹派」が、嘗ての本流であった「典礼派」を上回り始めており、その他の枝葉末節の流派を巻き込む恒常的な内紛状況が続いている。 そんな架欒族の出身者を殺しきるには、覇后内応を崇拝するカルト集団全員を虐殺して架欒族の不死性を剥奪するか、あるいは大教主の沓脱靈水が執り行う生贄の儀式で架欒族を供物として殺して捧げるしかない。そうでない限りたとえ水素爆弾を投下されようとも何処からともなくカランの神の民は蘇生し甦ってくるのである。