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【甘味処】餅月千代女

https://ai-battler.com/battle/07b13173-6ce1-4a65-9271-911f9490283f 第1話↑ 餅月千代女 プロフィール欄にて 『餅月千代女の冒険・2』 意気揚々と街に出た餅月千代女。 お餅の香ばしい香りにつられて、人々が集まってきます。 「のじゃ!美味しいお餅をどうぞ!」 人々はお餅を食べて笑顔になります。 千代女も一日中笑顔でお餅を配り続けます。 やがて日が暮れ、人々は帰っていきます。 千代女は手応えを感じていましたが、それ以上に疲労困憊でした。 「ぜぇ、ぜぇ、疲れたのじゃ……」 「お疲れ様でした、千代女」 「あっ、餅神さまじゃ!」 「様子を見ていましたが、確かに今のやり方では効率が悪いようですね」 「そうなんじゃ。どうすればいいかの?」 「そうですね、店を構えるのはどうでしょうか。お客さんに足を運んで貰えば、こちらが歩き回る必要はなくなります」 「それはナイスアイデアじゃ!」 「では、早速明日から取り掛かりましょう」 ーーーーーーーーーー 次の日、千代女が宿から出ると、沢山の人が出迎えます。 「な、なんじゃおぬしらは?」 「私達は、姫君のために店を作るよう、餅神様から仰せつかった者です。何なりと申しつけください」 「おお、よろしく頼むのじゃ!」 もちもち国が誇る優秀な建築士と大工たちは、テキパキと作業を進めていきます。千代女も内装などについて意見を出します 「ここはもっと広くするのじゃ!」 「ここはもっともちもち感を出すのじゃ!」 そうしてお店はあっという間に完成しました。 「おめでとうございます。千代女らしい可愛いお店が出来ましたね」 「大工さんたちと餅神さまのおかげじゃ!」 「ところで、お店の名前は決まりましたか?」 「あ、そういやなんも考えてなかったのじゃ」 千代女はしばらく悩むそぶりを見せたあと、笑顔で答えます。 「決めた!『もちもち堂』にするのじゃ!」 「『もちもち堂』。いい名前だと思います」 餅神は微笑みました。 ーーーーーーーーーー そしてオープンした『もちもち堂』は連日大盛況となり、餅神の布教は着々と進んでいくのでした。 つづく 第3話↓ 【白面金毛】プロフィール欄にて https://ai-battler.com/battle/abbedfe8-f90b-4b06-83e5-ca85dff7885e