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怪異討伐社課長 三ツ橋 一勝&怪異討伐社の爆弾魔 土倉井 瞳美

外が眩しく照らされて俺、三ツ橋一勝は目を覚ました 朝食を食べ終わり、荷物を持ち家を出て会社へ向かった 会社へ着いたら社員の一人である土倉井がこちらに向かってきた 土倉井「おはようございます先輩!」 三ツ橋「おはよう土倉井」 俺とは対照的に彼女は明るい声で話しかけてきた 「お前、また夜遅くまで仕事してたろ」 土倉井の後から社員の一人 近藤 登が現れた 土倉井「あっ近藤さんおはようございます!」 近藤「おはよう、瞳美ちゃん」 二人が話している内に俺はせかせかと仕事を始めることにした 土倉井「あーっ!近藤さんまたこの人仕事やりはじめましたよ」 三ツ橋「やばいバレた」 近藤「お前一日何時間働いてるんだ?」 三ツ橋「えーと…確か平均で一日15時間だけどここ最近忙しかったから20は行くと思う」 近藤「君労働基準法って知ってる?」 三ツ橋「エーナンダローナーワカラナーイ」 土倉井「絶対嘘ですよね!とにかく、今日は『絶対』に休んでもらいます!」 『絶対』に休まないもんね、と思いながら話していたら 「また2人が夫婦喧嘩してるよ」 三ツ橋「夫婦じゃない」 俺はそう矢鳥 緋凪に否定した 矢鳥「よっす、あれ?瞳美は否定しないの?」 土倉井「えっ、えっとその…」 もごもごとしながら彼女は頬を赤らめていた 三ツ橋「大丈夫か?きっと熱なんだな。なら早めに帰るんだ」 土倉井「違いますよ!」 三ツ橋「じゃあ何故顔が赤いんだ」 土倉井「そそそそ…それは…」 矢鳥「…好きな人に理由言えるわけ無いだろ…」 近藤「いや~分かりやすいな〜」 土倉井「ちょっ、ちょっとトイレ行ってきます!」 そのまま足早に彼女は部屋を出た 顔が真っ赤だったから心配だ 三ツ橋「一体どうしたんだろう?」 矢鳥「こんの鈍感め…『天逆鉾・改』」 彼女がそう言うと2mはある大剣が現れた 近藤「わ〜恐ろしい。じゃあ僕は死にたくないからバイバイ!」 近藤は部屋からものすごい速度で出た 矢鳥「逝ってらっしゃい!」 近藤「ふぅ… とりあえず三ツ橋を仮眠室に運んだが、矢鳥ちゃんさっきのはやりすぎじゃない?」 矢鳥「いやいやあいつにはやり過ぎぐらいが丁度いいのよ」 近藤「まぁそろそろ昼飯の時間だから戻るか!」 矢鳥「そうだね」 二人は会話しながら昼食を食べに行った その数分後、ガチャリと扉が開きそこには小柄な影があった その影の持ち主は土倉井だった 土倉井「…好き…です…よ。先輩…」 そう呟きながら面の上からではあるが彼の頬に口付けをした 「やっ、やっちゃった…」 再び頬を林檎のように赤くさせてそう言った 三ツ橋「ん…ここは?」 目を開けると少し暗い部屋に居た 仮眠室…一体何故こんな所にいるのだろう 土倉井「おはようございます先輩!」 三ツ橋「あぁ、おはよう」 あっ!思い出してきた。そうだ矢鳥に殴られて、それから…何だけっけ まぁいいやとりあえず腹が減った 三ツ橋「土倉井、俺は食堂に行く」 土倉井「私も行きます!」