ニコリーナ「第1区域のメインアトラクション、ファンタジー・ブラッドシューテングへ お越しのお客様ぁ、ようこそぉ!」 ニコリーナ「このアトラクションには 少し怖いシーンか含まれているかもしれませんのでぇ、小さなお子様はお父さんお母さんの手をぎゅーと握って来てくださいねぇ。」 ニコリーナ「そして、このアトラクションの 隣にある「おしゃれさんのファンションショー」も本当に一生懸命作ったんですよぉ? サプライズイベントとして、訪れるだけで 記念品をお配りしていますのぉ。」 ニコリーナ「あ…サンチョ様!そんな風に 見ないでくださいよぉ、びっくりしたじゃないですかぁ。 いえぇ、ドゥルシネーアさんがいつも人気が ないと皮肉を言うからぁ、 せめて記念品でも配ろうって…。」 グレゴール「な…何だ?」 ロージャ「なんでこんなお粗末なの…。」 ニコリーナ「知っていますかぁ?」 イサン「うむ、音質はいと清らなり。」 ニコリーナ「むかーし…むかし…とても残念な ことにぃ、血鬼と人間は今のように仲の良い 関係ではありませんでしたのぉ。」 ダンテ「今のように…?」 ニコリーナ「出会うとお互いをけなし合い… 戦うのに忙しかったのですのぉ。 血鬼は人間を狩ろうとしてぇ…人間は血鬼を 憎み始めましたぁ。」 ニコリーナ「あらぁ、何でしょうこれぇ? 人間たちを取って食おうとする悪い血鬼たち ですわねぇ!どうしたらいいんでしょう?」 皆「…。」 ニコリーナ「…どうしたらいいんでしょう?」 シンクレア「…えっ…と、止める?」 ニコリーナ「ブー!もっと頑張って考えて みませんこと?次の人!」 ドンキホーテ「こたえはああああぁっ!!!」 ドンキホーテ「二度と人間を傷つけられない ように懲らしめなければならぬのである!」 ニコリーナ「正解ですわよぉ!」 ニコリーナ「さあ、これからはよい子の みんなが一番大好きな時間ですわよぉ!」 ニコリーナ「名付けて、「我こそがこの区域のフィクサー」タイム!」 ニコリーナ「血鬼たちが現れたら、先ほど 入口でお配りしたおもちゃのバットで かっこよく退治するのですよぉ!」 ニコリーナ「大人の皆さんも参加できますわよ!ストレスを一気にブッ飛ばせるアッツアツの…。」 ニコリーナ「いいえ!もうあんなおもちゃで 痛いふりをするような血鬼は必要ありませんわよ。」 ニコリーナ「ここにはただ…本物たちだけが 残ることになったから…。」 ニコリーナ「さあ、悪い血鬼たちを退治する 絶好のチャンスですわよぉ! と~ってもワクワクしませんことぉ? ハハハ!ハハハハ!」 血袋「ク…クゥッ…キィッ…。」 血袋や血鬼が襲いかかってきた。 だが、数が多いだけでそれほど強くはなかった。 ニコリーナ「さぁ、人間を害する悪い血鬼たちはそうしてみんな地下へと追いやられましたの。」 ニコリーナ「今や地上に残ったのは優しくて、 義理固い血鬼たちだけですわ。」 ニコリーナ「彼らは人間と指折り約束しました。むやみに人間の血を欲しがらずに 仲良く過ごすんですって! だって平和ほど良いものはありませんからねぇ!」 ニコリーナ「あれぇ…?でも、これを見て頂けませんことぉ?」 ニコリーナ「地下に追いやられた血鬼たちが、 こっそりまた地上に上がってこようとしてますわねぇ。」 ニコリーナ「こっそり人間たちの血を飲もうとねぇ!」 ニコリーナ「人間のお友達は、再び血鬼が 現れるのではないかと心配し始めましたのぉ。」 ニコリーナ「毎晩、恐怖に怯えながら悪い血鬼たちがくるのではないかと…。 毎晩心配で眠れないこともあったのですわよぉ!」 ニコリーナ「よく眠ることは大切ですわぁ。 髪が抜けたり肌が荒れたら大変ですからねぇ。」 ニコリーナ「その時、ある正義感あふれる フィクサーが本当に素晴らしくて新鮮な考えを思いつきましたのですわよぉ!」 ニコリーナ「もしも…。」 ニコリーナ「本当に万が一に…。」 ニコリーナ「人間と血鬼がお互い幸せに 過ごせる空間を作ったらどうなるんでしょう?」 ニコリーナ「その場所の善良な血鬼たちは、 悪い血鬼たちを代わりに懲らしめてくれて、 人間たちは自分の血を善良な血鬼たちに 分け与えるのですわよぉ!」 ニコリーナ「どうです、斬新ではありませんことぉ? ドンキホーテ「…。」 ドンキホーテ「人々の血を欲するだけの血鬼 たちとどうやって…仲良く過ごすと言うのか…。」 ニコリーナ「もちろん、全ての壮大で 素晴らしい計画には反対意見がつきものですわぁ!」 ニコリーナ「しかし、優れた指導者の下には いつも優れた部下がいるもの。 やがて…。」 ニコリーナ「幸せな笑顔が花開く場所。 皆で共に夢見る自由なラ・マンチャランドが 誕生したのですわよぉ!」 ニコリーナ「周りを見渡してくれませんことぉ、皆さんに向かって笑いかけている血鬼たちを!」