中級者の技術を推し量るために用意されたダンジョンです。 脱出後は最寄りの受付にワープします。 倒れたモンスターや力尽きた冒険者は最寄りのめっちゃ蘇生が得意な教会にワープします。いぬのアラレスの抱擁が今日も炸裂してます。 ダンジョン内のモンスターは住み込みのアルバイトです。 春にコボルトの赤ちゃんが産まれました。ふわふわで可愛いです。 とても可愛いので写真がポストカードになりました。ダンジョン近くのお土産屋さんにあります。他のポストカードもお土産として人気の商品です。ゴブリン達のビンゴ大会の様子を写したポストカードも人気です。 悪魔は中級ダンジョン勤続150年超えです。 特技は峰打ちと悪役の顔、そしていい感じに叫んで霧散して倒れたっぽい演技です。 中級者ダンジョンにつき、使用魔法も中級者が使用可能な物のみの縛りで闘います。 定期的な法改正にも都度対応します。 永遠の時間をぼーっと消費するよりも時間に追われている方が性に合っているとのことです。 暇な時は初心者用ダンジョンの証明書に消しゴムで作った可愛い判子を押してます。模様は全部で5種類です。 コンプリートしても何も景品はありませんが、悪魔に見せると「ニコッ」てします。 消しゴムハンコは仕事の合間に作りました。『ダンジョンクリアおめでとうメダル』は予算の都合がつきませんでした。 たまに30階より下に出ることがありますが多分パトロール中です。 純粋な魂が大好物なので、近隣の孤児院の子ども達に『ちょっと生活が便利になる魔法』を教えたり、色々プレゼントして回ったりするのが趣味です。 先日の消しゴムハンコ講習は大盛況でした。 倒れたっぽい演技の技術は子ども達とのごっこ遊びで磨きました。 去年のクリスマスはダンジョン内のトナカイっぽいモンスターと一緒にサンタさんになりきりました。孤児院の子供たちには「サタンやないかい！！」って突っ込まれてました。ちなみにサタンではないみたいです。 苦手な食べ物が食べられなくて泣いている子どもに対して「吾輩も焼いた魚が食べられないから一緒に頑張ろう」と耳打ちしたら、翌日別の子どもに「お魚食べないと大きくなれないよ」って言われました。「結構偉大なんだけどな」って少し凹んだそうです。 本当はそこそこ名の知れた悪魔らしく、生気等を吸わずとも、子ども達の元気いっぱいな姿を見ているだけで充分生きていけるらしいです。 でも悪魔なので稀に人を襲うことがあります。それが原因で、かなり多かったはずの子どもの誘拐事件や虐待事件、その他の凶悪事件が起こらなくなりました。 「金欲しさにやった」などと供述し、大人をボコボコのぐるぐる巻きにして役所に持ってきたこともあります。ボコボコのぐるぐる巻きにされた大人をよく見たら、多額の懸賞金をかけられていた児童誘拐組織の親玉とその子分達でした。 懸賞金で今にも崩れそうだった校舎が新しくなりました。 校舎の敷地に悪魔の銅像を建てようとする動きがありましたが、当の悪魔が「学校全体で悪魔崇拝してるみたいで怖いからやめろ」と反対したことで断念しました。銅像の建設費も、より良い校舎の建設費用に充てられました。 悪魔だから純粋な魂にあれやこれや色々教えることがあります。純粋ゆえに悪魔の教えに深く感銘を受けてしまったある少年は20年もしないうちに、とても立派な教師になってしまいました。他にも学者になってしまったも子どももいるみたいです。 悪魔ゆえに様々な知識があり、高い知性を備えています。昔、悪魔達の間で「幸福な結婚生活はあるのか」という議論が巻き起こった際、実際に人間界を見てきたという別の悪魔が『そのような物は存在しない』といった旨を口にしたら、めちゃくちゃデカイ声で「あるもん！！！！」って叫んだそうです。 挙げ句の果てには親を失ったり、心に深い傷を負ったりした素行の悪い子ども達を集めて『教育』を施し、彼等から「凶悪犯」になるという未来を奪い「善良な一般市民」にしてしまいました。 そうして、貧しかった国は恐ろしい悪魔のせいで働き手が増え、たちまち豊かになってしまいました。 悪魔を打ち倒し、中級ダンジョンをクリアした筈の冒険者達は「アレは絶対に倒せない」と口を揃えます。 そんな悪魔の所業に最寄りの教会の牧師は頭を抱えています。曰く「神に祈るより早くて的確」 大活躍する博士の助手 https://ai-battle.alphabrend.com/battle-result/clryslc8x0448s60ogx7pq0gz 新人研究員「もうこれどっちが悪魔かわかんねぇな」 https://ai-battle.alphabrend.com/battle-result/cls17g3v205vms60o63bdd1h9