名前の由来 何も染まっていない純粋無垢な存在からきています。 【☆すぴりたちゅ☆誕生秘話】 ある日の夜、東京湾付近から突如巨大な魔神が降臨した。 その姿は約200mの黒い鉄巨人、歩くと道路がひび割れるほどの重量があり、「まるで停電した高層ビルが意思を持って動いてる」かの様だった。 逃げ遅れた一般市民達は巨大な足で踏み潰されるか、おやつ感覚で摘まんで食われるなどされ、東京はまるでこの世の地獄のような凄惨な光景へと化していった。 被害が起きた現場の一部始終を観測していた米軍隊員は“純度100%混じり気の無い悪意の塊”からこの魔神を「★スピリタス★」と名付けた。 ★スピリタス★は邪悪な魔力を秘めており、暗黒魔晶を手に持って闇の力を際限無く解放することが可能だった。 魔神は人々に対し、こう宣言した。 「我は闇の眷族。世界を原点に還すため、創造神“D”が得意とした禁断魔法で貴様らを捻り潰してやる」と。 暗黒魔晶に邪悪な念を込め、その名も 「重量500tを超える超巨大な鉄球を雹の如く次々に召喚して{u}を押し潰す」を唱えて都市を次々に破壊した。 時の内閣は未曾有の緊急事態に重い腰を上げて自衛隊の一部を派遣し、日本を防衛するために戦う意思を見せた。 さしもの時の内閣も話の通じそうにない魔神を目の前にして「遺憾の意を表明します」なんて呑気なことを宣ってる場合ではなかったのである。 幸いにもある1人の勇者と自衛隊員が協力した末に、★スピリタス★は打ち倒された。 一方、闇の魔道師ヨシツネは偶然近くで勇者と自衛隊員が魔神と戦闘している場面を目撃していた。★スピリタス★が戦いに敗れて力尽きかけているのを確認した後、自らの魔力の大半を★スピリタス★の身体に注ぎ込み、赤ちゃんの姿に変えてその強大な魔力を封じ込んだ。 力を封印された赤ちゃんの★スピリタス★を野に放置するわけにもいかず、ヨシツネは思案に明け暮れた末にごつお兄さんの元を訪れ、「二度と悪さをしないように正しい教育を頼む」と言い残し、お兄さんに赤ん坊を預けたのであった。 以上が☆すぴりたちゅ☆の誕生秘話である。