🌌『うーん?仮面が動く方向に行ってみたけど?何もないぞ?』 タカ『うむ?仮面がまるで惹かれ合う様に動いたからラウンドがいるのか?と思たが、めぼしい奴はおらんの〜』 🌌&タカ『仮面を持ってる?!』 🌌『だ…誰だ?!あんた!なんで仮面なんか持ってるんだ!』 タカ『おぬしこそ!仮面なんか持って何をしておる!おぬしがラウンドを知ってるとでも言うのか?!』 🌌『なるほど?仮面を拾ったら未来に来た…か 僕と同じ経緯だね』 タカ『おぬしは元の時間に帰りたくて、儂はラウンドを探し出したいと… ラウンドなら仮面の使い方を知っているのでは?』 🌌『?タカはラウンドが過去にいるって知らないの?ニュースにもなってたのに』 タカ『な…なんじゃと?!ならば儂の苦労は何だったんじゃ! して、ニュースとは何ぞや?』 🌌『え?おじさんニュースも知らないの?』 タカ『いや〜儂がいた時代はニュースなんか無かったもんでな〜』 🌌『?僕と同じ時代にいたんだよね?』 タカ『おや!失言じゃ!うっかりうっかり!耄碌爺じゃからな 忘れてくれ』 🌌『うん···?』 タカ『アストラよ!仮面が惹かれないぞ!という事はもうこの時代には仮面がないということにはならんかの?』 🌌『なるほど!確かに今思えば動いてない! いつも話聞いてる時にも揺れてるから邪魔だったのに』 タカ『これは儂の勘なんじゃが、ラウンドが最後の一つを持っているんじゃなかろうか?』 🌌『なんか 都合の良い展開だね?だとしたらなんでラウンドは仮面の力でこっちに来ないんだろう?』 タカ『儂の勘によれば危険だからじゃな ラウンドが自分の意思で過去に戻ったと思うか?』 🌌『そんなことないよね なるほど!仮面が他人に渡って事故が起きないように過去でラウンドが探してるってことか!』 タカ『そうじゃ!仮面の一つが過去で見つかったなら残り二つも過去にあると考えるのが自然じゃ 儂らが過去に行き、ラウンドに仮面を渡せば万事解決じゃな』 🌌『でも、どうやって過去に?』 タカ『仮面という便利な物があるじゃろ 安心せい 儂にはとてつもない勘があるからな 適当にやればうまくいくのじゃ!』 🌌『え〜…』 タカ『着いたな』 🌌『なんでこれで行けるの?!』 タカ『お!早速惹かれておるな こっちじゃ!』 🌌『ちょ!ちから強!引っ張らないで!わ〜〜!』 ラウンド『?』 タカ『おぬしがラウンドか!』 ラウンド『???????????』 タカ『仮面探しとるんじゃろ?ほれ』 ラウンド『既に他の人に仮面が渡ってたなんて!でもありがとう これで安心して未来に帰れる!』 タカ『よかったぞよ!』 ラウンド『じゃあ僕は未来に帰るね ありがとう!じゃあね!』 🌌『行っちゃったね···』 ラウンド『2人共!来てくれ!』 🌌『🙃???????』 タカ『なんじゃ?何があったんじゃ?』 🌌『こんなにすぐに戻ることになるとは···』 ラウンド『空を見てくれ』 タカ『なんじゃこの死を連想させる黒い霧は!?』 ラウンド『異世界への塔って知ってるか?』 タカ『昔から存在する塔じゃな 知っとるぞ じゃが、放置していてもな〜にも起こらんから伝承とかも無い不思議な塔じゃな』 ラウンド『どうやら何かやばいものが塔から現れたらしい』 🌌『よし!みんなで行くぞ!』 ラウンド『すまないが、ちょっと用事があって一緒には行けない 先に行っててくれ』 🌌『わかったよ 行こうタカ』