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【悲哀の大罪】ルクトゥス・セディア

「哀しみは、生きる中で刻まれ、今までの人生を糧に、その哀しみを振りほどき、そうする事で、人間は生きていける。」 「なら、哀しみから生まれ、哀しみのみを知って生きる者は?」 「屍のように、陰鬱さに呑まれて生きる?そんなのはごめんだ。」 「他者に定義された『生』なんて、得られなくても構わない。」 「心から哀しみを振りほどくことが出来ないのなら…」 「この哀しみを押し固め、僕だけの剣として振るってやる。」 全てを諦め、怠惰に、宿命の命ずるままに生きるなんて、『彼』には耐えられなかった。 でも、不安は消えることは無いだろう。 迎合こそが、1番の道だったのでは、って。 結局の所、『セディア』から哀しみを抜いてしまえば、何も残らないんだ。故に、彼も哀しみから逃れられない。故に、涙の日は、終わらない。